「重ねてお礼申し上げます」の意味は? 使い方を例文とともに紹介
「重ねてお礼申し上げます」の使い方
丁寧な印象を与える「重ねてお礼申し上げます」ですが、使い方がおかしいと相手に違和感を与えてしまうかもしれません。
ここでは、「重ねてお礼申し上げます」を使う際に押さえておきたいポイントを紹介します。
目上の人にも使える
「重ねてお礼申し上げます」は、目上の人に対しても使用できます。
ビジネスシーンにおいては、取引先にはもちろんのこと、社内の上司や先輩に使うことが可能です。
プライベートでも、お世話になった方に深く感謝を伝えたい時に使用すると良いでしょう。
お礼を2回言う時に使う
「重ねて」のお礼なので、文章の始めの方で「ありがとうございました」と先に述べてから「重ねてお礼申し上げます」と使用する必要があります。
「〜の際はありがとうございました。また、〜までしていただき、重ねてお礼申し上げます」のように使用します。
なお、「重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました」のように「重ねてお礼申し上げます」の後に、もう一度感謝するのは不自然なので注意しましょう。
文末で使う
「重ねてお礼申し上げます」は文末に使用するのが適切です。
文頭や文中で使用するより、文末の方が自然な印象になり、気持ち良く文章が締まります。
前述でも触れた通り、「重ねて」のお礼になるので、用件や感謝している内容は、「重ねてお礼申し上げます」の前の文章で伝えましょう。