【難読】“ひらかる”じゃない? 「開かる」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「開かる」の読み方です。
“ひらかる”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「開かる」の読み方は?
「開」は、送り仮名の「く」をつけて開くか、開閉と読むので“かい”と読むのが一般的ですよね。
しかし、これに「かる」の送り仮名をつけて、“ひらかる”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はだかる”と読みます。
「開かる」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「開かる」の意味は以下のように解説されています。
はだか・る【▽開かる】
[動ラ五(四)]1 手や足を大きく広げて立つ。また、進路などをふさぐようにして立つ。立ちはだかる。「戸口に―・る」「困難な問題が目前に―・る」
2 衣服の前などが乱れて開く。「裾が―・る」
3 目・口・指などが大きく開く。
「奇異に目、口―・りて」〈今昔・一九・一八〉
よく歌の歌詞などで、「立ち開かる壁が~」なんてフレーズを聞いたことがありますよね。
ひらがなで書かれることが多いですが、漢字だと「開かる」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「開かる」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みがある漢字ですが、送り仮名によって予想外の読み方になりますね。
漢字を意識したことがない言葉かもしれませんが、よく使っている漢字を使っていたのを知れましたね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年06月01日に公開されたものです