「伺う」の意味と使い方とは? 使う上での注意点(例文付き)
「伺う」を使う時のポイント
「伺う」は意味をたくさん持っているので、正しく使えないと相手に間違って伝わる可能性もあります。
「伺う」を使う際にチェックしておきたいポイントをしっかり押さえていきましょう。
誰に対しての敬語なのかを考える
謙譲語を使う時には、行為者が誰で、誰に対して敬語を使いたいのかを考えると分かりやすいでしょう。
謙譲語は、自分のことを下げて相手を上げる言葉なので、主語になるのは自分です。
「伺う」という言葉でいえば、「自分が」聞く・尋ねる・問う・訪問する時に使えるということです。
時には伝わりやすい表現に言い換える
「伺う」は、基本的にメールでも対面でも使い方は同じです。
ただ、意味がたくさんあるので、文面だとうまく伝わらないこともあるでしょう。
そのため、時と場合によっては、「伺う」を伝わりやすく言い換えることも必要です。
例えば、「○○について意見を伺いたいのですが」というよりも「○○について意見をお聞かせいただけますでしょうか」という方が、丁寧で分かりやすいでしょう。
誰への敬意を表したいかを考えて「伺う」を使おう
自分の行為を対象にするので、ついつい難しく考えがちな謙譲語。
その中でもよく使われる「伺う」は複数の意味を持っているので、さらにややこしく感じるかもしれません。
まずは誰が主体となっている行為なのかを考えて使ってみてください。
また、メールでは相手に「伺う」の指す意味がしっかりと伝わるように、「お聞きする」と使い分けると良いでしょう。別の表現とも使い分けながら、相手への敬意を表現してみてください。
(たむたむ)
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※この記事は2021年05月29日に公開されたものです