レジュメって何? 意味や作り方のコツ
レジュメの種類や使い方
レジュメには種類やそれに応じた使い方があります。
主に「大学や研究機関」「就職」「ビジネス」の3シーンに分けることが出来ます。それぞれに注目し、間違えた使用方法をしないよう押さえておきましょう。
大学や研究機関の場合
大学や研究機関の場合は、「論文や教育テーマなどの要約」に使用されます。
構成される文章の要素ごとに見出しやタイトルをつけて、それぞれの内容を簡単に要約するのです。大学や研究機関では論理的に相手へ伝える必要があるため、見出しやタイトルと要約の関連性、整合性、論理性が求められます。
就職の場合
就職の場合は、「履歴書」のことを指します。主にアメリカやカナダでこうした表現が使われているため、外資系企業への就職の際によく使用されます。
自分の過去の職歴などを要約して掲載するための書類ですが、アメリカなどでは自己アピールできるかが重要視されているため、ただ経歴や資格を並べるよりも自分を企業に売り込む資料として作成すると良いでしょう。
ビジネスの場合
ビジネスの場合は、会議やプレゼンを始める前に配布する「内容を簡潔にまとめた資料」のことを指します。
会議全体の概要が把握できるようになっていることが重要ですが、話を集中して聞いてもらうために、おおよその内容をレジュメでまとめましょう。
あくまでもメインは発言者の意見であり、レジュメはその意見を補足する補佐という役割です。
うまく使用すれば、相手に話への興味を持ってもらえる有効なツール。“細かすぎず簡潔すぎないもの”を作成するよう心がけると良いでしょう。
レジュメという言葉を使った例文
続いては、レジュメという言葉を会話の中で正しく使用するために例文をチェックしていきましょう。
前述の通り、場面によって意味が異なるため、それぞれに分けて提示していきます。
大学や研究機関、ビジネスの場合
例文
・本日のプレゼンは、レジュメに沿って説明します。
・明日の会議で使用するレジュメは用意してありますか?
・プレゼン用のレジュメは足りていますか?
就職の場合
・レジュメを拝見したいので、先に送っていただけますか。
・貴社のレジュメの提出期限はいつでしょうか?