コンセプトの意味とは? 正しい使い方と類語との違い【例文付】
「コンセプト」の正しい使い方と例文
企画会議や取引先との商談などで使われることが多い「コンセプト」という言葉。ベースとなる考え方や構想をしっかり説明するためにも、正確な使い方を身につけておくべきでしょう。
ここからは、「コンセプト」の正しい使い方を例文つきで詳しく解説します。
「コンセプト」を単体で使う場合
まずは、「コンセプト」を単体で使う場合の例文を確認してみましょう。
例文
・韓国がコンセプトのレストランは、昨今のK-POPブームの影響でかなりの集客が見込めるだろう。
・田中さんが考えたフレーズが次の展示会のコンセプトに採用された。
・コンセプトを具体化しないと、いつまで経ってもプロジェクトの方向性が見えてこない。
「コンセプト」と他の名詞を組み合わせて使う場合
「コンセプト」は単体でも使われる言葉ですが、他の名詞と組み合わせて熟語として使用されることもよくあります。
ここでは、「コンセプト+名詞」または「名詞+コンセプト」の2種類の形を使った例文を紹介します。
例文
・コンセプトカフェとは、特定のテーマを取り入れて他のカフェとの差別化を図っているカフェのことを言う。
・コンセプトカーの時は良いデザインだと思っていたのに、いざ市販化されると大幅にデザインが悪変されていた。
・求職者の心をつかむには、一貫性のある採用コンセプトを作る必要がある。
・本日からの新入社員研修において、まずは我が社のブランドコンセプトを理解してもらいます。
「コンセプト」を英語で表現する場合
英単語を語源としている「コンセプト」は、英語で会話をする場面でも頻繁に登場する単語です。
海外支社や海外の取引先とのやり取りで困らないように「コンセプト」を使った英語の例文も併せて確認しておきましょう。
例文
・We will propose the concept of next project by the end of this week.(今週中には次のプロジェクトのコンセプトを打ち出す予定です)
・To put it simply, a restaurant concept is the type of restaurant you want to manage.(簡単に言うと、レストランコンセプトとは、あなたがどんなタイプのレストランを運営したいのかということです)