「承知しました」と「了解しました」の違いとは? 意味と正しい使い方
他にもある! 「承知しました」の類語
「了解しました」の他にも「承知しました」の類語はいくつかあります。
そこで、類語がどのように「承知しました」と違うのか、意味や使い方などを解説していきますね。
「了承しました」
「承知」と「了解」を足したような「了承」。
「了承」は、「承知」と同じように「相手の言うことを聞き入れる」という意味を表しており、基本的な使い方も変わりません。
さらに、「承諾する」意味も含まれていることも、「承知」と変わりません。
ただし、「了承」は敬語ではないため、そのままの形で目上の人や社外の人に使うことはできません。
また、「納得していないけど聞き入れる」のようなマイナスな意味に受け取られることもある言葉なため、ビジネスシーンで使うのは控えたほうが良いでしょう。
「かしこまりました」
「かしこまりました」は「目上の人の依頼や指示を聞き入れる」という意味を持っている言葉。
上司や社外の人への返信には「承知しました」と同じように使えるので、覚えておくと便利ですよ。
「かしこまりました」の注意点としては、同僚や部下に対しては使えないことです。
「承知しました」のように使うと、壁を作った表現になってしまうので、使用する相手はきちんと選びましょう。
「承知しました」を適切に使おう
「承知しました」は、メールの内容を読んだことや依頼を受け入れるという意思を伝える時などに使う言葉。
「承知」が敬語になっていることから、目上の人や社外の人だけでなく、同僚や後輩に使っても違和感がないため、誰に対しても使える便利な返答です。
ただし、無理なことに対して確認の意味で「承知しました」を使うと、思わぬトラブルを引き起こすため、使うシーンには注意が必要です。
テンプレのように使わず、きちんとメールなどの内容を確かめ、その上で「承知しました」を使って適切な返答をしましょう。
(kirara)
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※この記事は2021年05月21日に公開されたものです