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【難読】“きゅうじゅうきゅうおり”ってなに? 「九十九折」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「九十九折」の読み方です。

“きゅうじゅうきゅうおり”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「九十九折」の読み方は?

「折」はそのまま“おり”か、挫折と読むので、“せつ”という読み方を覚えている人が多いのではないでしょうか。

しかし、“きゅうじゅうきゅうおり”、“きゅうじゅうきゅうせつ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“つづらおり”と読みます。

「九十九折」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「九十九折」の意味は以下のように解説されています。

つづら‐おり〔‐をり〕【▽葛折(り)/九=十=九折(り)】
《ツヅラフジの蔓 (つる) が曲がりくねっているところから》

1 いくつにも折れ曲がって続いている坂道や山道。

2 馬術で、馬をジグザグに歩ませること。

主に、山道など何度も曲がりくねって続く道、という意味合いで使います。

なんとなく聞いたことがある言葉かもしれませんが、「九十九折」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「九十九折」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なんとなく聞いたことがある言葉でも、漢字も意味も知らない、なんてものも多いですよね。

漢字自体は難しくありませんが、組み合わせると途端に読み方が難しくなりますね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年05月10日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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