【難読】“はんこ”? 「反故」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「反故」の読み方です。
そのまま“はんこ”と読むのかな? と思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「反故」の読み方は?
「反」は“はん”、「故」は“こ”という読み方を覚えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、二つを合わせて“はんこ”とは読まないんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほご”と読みます。
「反故」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「反故」の意味は以下のように解説されています。
ほ‐ご【▽反▽故/▽反▽古】
1 書きそこなったりして不要になった紙。ほご紙。ほうご。ほぐ。2 役に立たなくなった物事。
つまり、約束などを無かったことにしたり、物事を無駄にしたりすること、といった意味合いで使います。
ニュースなどで、「合意を反故にし~」など、聞いたことがある言葉なのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「反故」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みのある漢字の組み合わせですが、意外と自信を持って読めなかったりしますよね。
なんとなく読んでいる言葉が案外、正しい読み方ではなかった、なんてこともあるかもしれません。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年05月09日に公開されたものです