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「お越しいただき」の意味は? 正しい使い方を例文で解説

朝谷のも

「お越しいただき」の正しい使い方

「相手に来てもらう」という意味の敬語表現はたくさんありますが、「お越しいただき」という言葉を頻繁に使用する人は多いのではないでしょうか。

正しい使い方を知っていると、あいさつやお礼のメールなど、いろいろなシーンで役に立ちますよ。

「お越しいただき」と「お越しくださり」の違い

「お越しいただき」は謙譲語ですが、「お越しくださり」は、来てくれた相手に敬意を示す尊敬語です。

「お越しいただき」は「私」が来てもらう。対して、「お越しくださり」は、「相手」が来てくれる。と、主語が「私」か「相手」になるという違いがあります。

自分からお願いをして相手に来てもらった場合は「お越しいただき」、相手が自主的にこちらへ来てくれた場合は「お越しくださり」を使うなど、使い分けられると良いですね。

「頂き」or「いただき」の使い分け方

「お越しいただき」は漢字で表記すると「お越し頂き」となります。使い分けに悩むところですが、補助動詞として、動詞の後に「頂く」をつける場合は、ひらがな表記が一般的です。

つまり、「来る」という動詞にあたる「お越し」の後には、「いただく」とひらがなの表記をする場合が多いでしょう。

ただし、「食べる」「飲む」などの実際の動作を表す動詞として使う場合は、「頂く」と漢字を用います。「ご飯を頂く」「お茶を頂く」「お土産を頂く」というふうに使いましょう。

次ページ:「お越しいただき」はどんな時に使える?(例文つき)

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