YouTubeを活用して、お金について勉強し始めた筆者。今回も、株式会社インヴァランスが運営しているYouTubeチャンネル「72 ch.」の、個人投資家・八木エミリーさんの動画を視聴してみました。今回の動画は、いよいよ本題とも言える「不動産投資論」に突入!#4・#5の動画を視聴して、筆者が得られた知識や感じたことをご紹介します!意外と身近なところにあった不動産投資その賃貸マンションも実は投資用不動産個人投資家として大成功をおさめている、八木エミリーさん。今回の#4「不動産投資論 解説①」の動画では、ついに八木さんの口から不動産投資について語られるということもあり、筆者もメモを取る手にいつも以上に気合が入ってしまいました。不動産投資とは、マンションやビルなどの不動産を購入して貸し出し、そこに住む人から家賃を得ることで収入を得る投資のことです。よく混同されがちな「株式投資」と大きく違う点は、価格変動が少ない点、毎月の収入がある程度見通せる点なのだそう。一方で、不動産投資には大きく分けて3つのリスクがあること、それにどう対処していけばいいかを、八木さんは動画の中で解説してくれています。この話を聞いて、これまでに住んできた賃貸マンションも、実は大家さんにとっては不動産投資であることに気がついた筆者。自身が住んでいた賃貸マンションは、若いファミリーに人気のエリアにあり、10年以上住んでいる住人も多くいました。住人の入れ替わりが少なく、あってもまたすぐ次の借り手がつくという状態は、家賃変動もほぼなく、安定した収入が大家さんの手元には入っていたこと。まさに、不動産投資の事例としては大成功をおさめているマンションに住んでいたのだなと、思いました。自己資金プラス融資で始められる現在筆者が住んでいる家の近隣には、賃貸用の新築マンションがいくつも建設されています。農地だった場所が、地主さんの高齢化や代替わりを機に、不動産投資用の土地として活用されることが多いようです。工事が始まったと思ったら、数か月後にはきれいなマンションが建っていて、瞬く間に満室御礼、ということも少なくありません。不動産投資は、元々大地主だった人や、ビジネスで成功してお金に余裕がある人がするものだと思っていましたが、動画を見て考えを改めた筆者。アパートやマンション一棟を丸ごと購入する「一棟買い」は難しくても、マンションの一室を購入する「区分買い」なら初期投資額を抑えやすいので、一般的な会社員でも始めるチャンスはあるということを感じました。八木さんは動画の中で、不動産投資は、自分の資金に銀行からの融資をプラスすることができるということも教えてくれます。これは、同じ投資でも株式投資では難しいことですよね。初期投資が大きな金額になりがちな不動産投資も、一般の人でも始めやすい仕組みがあるから、身近にたくさんの事例があることがわかりました。不動産投資にはいくつか種類があるすでに投資にあてる不動産を持っているかもこれまで、不動産投資と言えば賃貸マンションというイメージだった筆者。動画の中で八木さんは、不動産投資には戸建てや工場など、マンションのほかにもいくつか種類があることを教えてくれています。現在筆者は、家族とともに持ち家(一軒家)に住んでいますが、仮に、夫の転勤などで引っ越すことになった場合に自宅を貸しに出せば、それも不動産投資の一種になると感じました。そう思うと、マイホームを購入することは、実は不動産投資に関係のある話のように感じたのです。夫は今のところ転勤の予定はありませんが、例えば、子供の進学や独立を機に今の家を投資にあてることも、選択肢の一つとして持っておこうと思いました。不動産投資を知ると、マイホーム購入の観点も変わってくるこのことを友人に話すと、「うちの夫は数年スパンで転勤することが確定している仕事だから、貸しに出す前提で価値のあるマイホームを建てるべく、家作りや不動産の勉強をしている」と教えてくれました。やはり、早くから不動産投資のメリットに気づいた人は、行動を起こすのも早く、結果として手元にお金が入り始めるのも早いのだなと思います。これまでマイホーム探しは、自分たちのライフスタイルに合った立地や金額が大事だと思っていた筆者。これからマイホームを建てる人は、「仮に貸し出したとして、借り手が魅力を感じる物件かどうか」という観点で探してみるのもいいだろうと思いました。