「ブラッシュアップ」とは? 意味や使い方・類語や言い換え表現
「ブラッシュアップ」の使い方
ここでは、ビジネスシーンを想定した例文を交えて、「ブラッシュアップ」の使い方を解説していきます。
(1)資料のブラッシュアップ
資料作成は、「ブラッシュアップ」が頻繁に使われるシーンの一つ。「一度作成した資料を、今よりクオリティの高いものにする」といったニュアンスで使われることが多いです。
例文
・作ってもらったこの資料、全体的にブラッシュアップして、もう一度持ってきてくれる?
・資料の誤字脱字が多いので、会議当日までに細かいところをブラッシュアップしておいてくれると助かります。
・資料のこの部分が説得力に欠けると思ったので、ブラッシュアップしておきました。
後輩や部下にブラッシュアップを頼むケースと、自らブラッシュアップを行うケース、どちらで使用しても問題はありません。
(2)プレゼンのブラッシュアップ
やりたいプロジェクトを会社の上層部にアピールする時や、自社サービスを顧客に発表する際に行われる、プレゼンテーション。
プレゼンの成功率を高めるために、「今よりさらに磨き上げる」という意味合いで「ブラッシュアップ」が使われます。
例文
・今のプレゼンだと結論が伝わりにくいから、そこをもう少しブラッシュアップしてみて。
・情報を整理してプレゼン全体をブラッシュアップすれば、聞く人により伝わりやすくなるはず。
・話のテンポやスライドを進めるタイミングなど、まだまだブラッシュアップの余地があるプレゼンだった。
(3)能力のブラッシュアップ
資料やプレゼン作成といった具体的な業務以外でも、特定のスキルを伸ばすことを「能力をブラッシュアップする」と表現します。これもブラッシュアップの一般的な使い方です。
例文
・英語力をブラッシュアップするために、アメリカへの留学を決意した。
・セールストークをブラッシュアップすれば、今より営業成績が伸びるかもしれない。
・社内の人と積極的に会話し、コミュニケーション能力をブラッシュアップしたおかげで、仕事を任されやすくなった。