【難読】“ことぶぐ”? 「寿ぐ」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「寿ぐ」の読み方です。
“ことぶぐ”? なにそれ? と思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「寿ぐ」の読み方は?
寿は“ことぶき”や“じゅ”と読み、お祝い事のときなどによく目にする漢字ですよね。
しかし、寿に送り仮名の「ぐ」をつけて、“ことぶぐ”や“じゅぐ”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ことほぐ”と読みます。
「寿ぐ」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「寿ぐ」の意味は以下のように解説されています。
こと‐ほ・ぐ【▽寿ぐ/言▽祝ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「ことほく」》喜びや祝いの言葉を述べる。言葉で祝賀する。「古希を―・ぐ」
つまり、喜びや祝いの言葉を言う、という意味合いですね。
「寿ぐ」という言葉は初めて知った、という人も多いのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「寿ぐ」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞き慣れない言葉ですが、漢字からおめでたい意味合いの言葉だと、想像できた人も多いのではないでしょうか。
見慣れた漢字でも、送り仮名ひとつで、読み方がまったく変わってきますね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年04月16日に公開されたものです