抱え込まないで。「人に頼れない人の特徴」5つ
人に頼ることができない人っていますよね。そういう人にはどのような特徴があるのでしょうか。シナリオライターの前田郁さんに聞いてみました。
仕事をたくさん抱えている時や、精神的にショックなことがあった時など、誰かに頼りたい気持ちになります。でもなぜか、そんな時でも「人に頼ること」ができない人もいます。人を頼れない人とは、どんな人でしょうか? その特徴を見ていきましょう。
(1)引っ込み思案
普段から引っ込み思案や、人見知りの傾向がある人は、自分がピンチの時でも誰かに助けを求めることができません。実はいろいろ抱えているのに、その大変さに周りは気づかないことが多いのも、このタイプの特徴です。
(2)文句が多い
誰かに仕事を頼まれると文句ばかり言う人は、周りから良い印象を持たれません。すると、いざ自分が仕事を頼みたいときに困ることになります。嫌味や文句が多い人は、自分の行いのせいで人を頼れなくなってしまいます。
(3)嫌われるのが怖い
嫌われるのが怖い人は、「忙しい時にこんなことを頼んだら、迷惑がられるかも……」と考えて、つい仕事を抱え込んでしまいます。もちろん、人に頼ってばかりだと嫌われてしまう可能性もありますが、バランスは必要です。
(4)弱さを見せたくない
仕事の場面では、こんなことも出来ないと思われたくない。プライベートでは、つまらないことで悩んでいると思われたくない、など、自分の弱さを知られるのを嫌がる人も、人に頼れません。しかし、困った時はお互い様。時には弱みを見せることも大切ですよね。
(5)しっかり者
長女や長男だったり、子どもの頃から学級委員タイプの「しっかり者」タイプで育つと、頼り方がよくわからないということがあります。周囲からみると「もっと気楽にやればいいのに」と思われることもあるのですが、真面目なんですよね。
「頼る」と「助ける」のバランスを上手にとって
仕事の場面では、ひとりで抱え込んでしまった結果、納期に間に合わなかったり、失敗してしまったり、結果的に周りが大変な思いをすることもあります。するとその人の評価は下がりますから、勇気を出して早めに頼ることが大切です。
「頼ると嫌われるのでは?」と考えてしまうなら、普段から、周りの人を積極的に助ける人になりましょう。そうすれば周りの人も、「いつも助けてくれる◯◯さんの頼みなら」と、マイナスイメージなしに引き受けてくれるはず。プライベートでも、これからの家事、育児、介護と誰かに頼る場面はやってきます。「頼る」と「助ける」のバランスを上手にとりたいですね。
(前田郁)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年04月14日に公開されたものです