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話が噛み合わない原因とは? 7つの直し方

シシィ

職場の同僚や友達、恋人と話している時に、「なんだか会話が噛み合わない……」と悩んだ経験はありませんか? イライラしてしまう状況ですよね。

会社関係の相手なら単に不快なだけでなく、仕事にも悪影響がありそうです。

今回は、そんな話が噛み合わなくなる原因と直し方、対処法を紹介します。

話が噛み合わなくなる「5つの原因」

話が噛み合わなくなる主な原因として、次の5つが挙げられます。

1. 話の内容がピンボケしている

2. 相手の話を聞かず理解しようとしない

3. 会話の前提条件にずれがある

4. お互いの価値観が異なる

5. 話の組み立て方にギャップがある

それぞれ詳しく説明していきます。

(1)話の内容がピンボケしている

話のピンボケとは、余計な気回しなどのせいで、本当の論点にいまいち焦点が合わなくなることです。

内容を整理せずに脈絡なく話したり、相手に気遣って遠回りに話したりすると、話の内容がピンボケしてしまいます。この状態では、相手があなたの話の意図をくみ取れないばかりか、自分でも何を言っているのか分からなくなることすらあるでしょう。

例えば、以下のようなシチュエーションは話の内容がピンボケしやすいです。

・今日あった出来事を感情の赴くままに恋人に話している。

・上司だからと気遣いし過ぎて遠回しな伝え方をしている。

これらの場面では、論点がぼやけて話が噛み合わなくなる可能性があります。

(2)相手の話を聞かず理解しようとしない

相手の話を最初から最後まできちんと聞かず、理解しようとする気がない場合にも、話が噛み合わなくなります。

相手が何を言っているのか分かっていないと、応答も突拍子もない内容になってしまいがち。

聞き手が他のことで頭がいっぱいの時や、そもそも相手の話に興味がない時に起こりやすいパターンです。

(3)会話の前提条件にずれがある

双方の会話の前提条件にずれがある場合にも、話が噛み合いません。

どのような会話の流れでそこに至ったのか把握していないと、知らないうちに相手と違う土俵に乗っている場合もあります。

例えば同じ身長160cmでも、身長が高いのか低いのかは、日本人なのかアメリカ人なのかで判断が変わってくるものです。

話の土台がクリアになっていないと誤解が生まれ、相手に伝わりにくくなります。

(4)お互いの価値観が異なる

お互いの価値観が異なると、自分が常識だと思っている理屈が相手に通らなくなります。

したがって、相手の価値観を無視すると、実りのない会話が続くことになりかねません。

例えば新婚生活を満喫している人に対し、独身生活の良さを語ったところで、共感はされにくいでしょう。相手の立場や考えを理解しないと、話は平行線に。

自分の価値観を押しつけすぎないよう、注意が必要です。

(5)話の組み立て方にギャップがある

話の組み立て方は人それぞれです。相手と自分の話の筋道にギャップがあると、聞き手はストレスを覚え、会話が空回りしているように感じます。

例えば、結論から話すのを好む上司に対し、細かい経緯から話を始めると、「回りくどい」「話がよく分からない」と思われかねません。

話を噛み合わせるためには、話の組み立て方のギャップをすり合わせする必要があります。相手がどんな伝え方を求めているのか、なんとなく察知しながら会話を進めましょう。

次ページ:話が噛み合わない時の7つの対処法

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