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【難読】“きとう”じゃない? 「鬼灯」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「鬼灯」の読み方です。

“きとう”? “おにとう”? どう読むのかな?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「鬼灯」の読み方は?

大人気の「鬼滅の刃」の流れで、“きとう”と読んでしまいそうですよね。それか、漢字のまま“おにとう”と読むのかな?と思った人もいるかもしれません。

しかし、この二つを合わせると“きとう”や“おにとう”とは読まず、ある植物の名前になります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほおずき”と読みます。

「鬼灯」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「鬼灯」の意味は以下のように解説されています。

ほお‐ずき〔ほほづき〕【酸=漿/鬼=灯】
1 ナス科の多年草。高さ60~90センチ。地下茎を伸ばして増える。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。6、7月ごろ淡黄白色の花が咲く。その後、萼 (がく) が大きくなって果実を包み、初秋、果実が熟して萼とともに赤く色づく。地下茎を漢方で鎮咳 (ちんがい) 薬などにする。かがち。ぬかずき。《季 秋 花=夏》「―の相触れてこそ蝕ばめり/地蔵尊」

2 子供が口に入れて舌で押し鳴らすもの。ホオズキの実から中の種子をもみ出してこしらえる。またテングニシなどの貝の卵嚢 (らんのう) を用いて作り、海ほおずきとよぶ。

つまり、オレンジ色の小さな紙風船のような実をつける鬼灯のことですね。

ひらがなでは目にすることが多いですが、漢字では「鬼灯」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「鬼灯」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳にすることはあっても、漢字は馴染みがない言葉も多いですよね。

使う機会は少ないかもしれませんが、いざという時のために読み方を覚えておきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年04月09日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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