【難読】なんと読む? 「芳しい」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「芳しい」の読み方です。
“ほうしい”? なにそれ? と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「芳しい」の読み方は?
「芳」は芳香、芳醇と読むので、“ほう”と読む人が多いですよね。
しかし、これに「しい」の送り仮名を付けても“ほうしい”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かんばしい”と読みます。
「芳しい」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「芳しい」の意味は以下のように解説されています。
かんばし・い【芳しい/×馨しい/▽香しい】
[形][文]かんば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》
1 においがよい。こうばしい。「―・い花の香り」「栴檀 (せんだん) は双葉より―・し」2 (多く打消しの語を伴って用いる)好ましいもの、りっぱなものと認められるさま。「成績が―・くない」
つまり、香りがよい、素晴らしいといった意味合いですね。
読み方は難しいですが、スポーツニュースなどで「今季の成績はあまり芳しくないですが~」など、聞いたことがある言葉なのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「芳しい」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳馴染みがあっても、意外と漢字のイメージができない言葉も多いですよね。
聞いたことがあるけれど漢字がわからない言葉は、時間がある時にスマホなどで調べてみてもいいですね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年04月04日に公開されたものです