【難読】なんと読む？　「昂る」の正しい読み方

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか？

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「昂る」の読み方です。

“こうる”？　いやいや、違和感しかない！　そう思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「昂る」の読み方は？

「昂」は激昂と読むので、“こう”という読み方を覚えている人が多いのではないでしょうか。

しかし、これに「る」の送り仮名をつけて“こうる”と読むのは違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たかぶる”と読みます。

「昂る」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「昂る」の意味は以下のように解説されています。

たか‐ぶ・る【高ぶる／×昂る】
［動ラ五（四）］

１ 気分・感情などが高まる。興奮状態になる。「神経が―・る」「気持ちが―・る」

２ 思い上がった態度をとる。尊大に振る舞う。「使用人に―・った口を利く」

つまり、気分が高揚したり、興奮したりすることなどを意味する言葉ですね。

“たかぶる”というと、「高ぶる」という漢字をイメージしてしまいがちですが、「昂る」とも書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「昂る」を正しく読むことはできましたか？

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことがあっても、漢字を想像できない言葉もありますよね。

一つの漢字にもいろいろな読み方があるので、それぞれ覚えて言葉の幅を広げていきたいですね！

（ななしまもえ）

※この記事は2021年04月03日に公開されたものです