仕事の上手な断り方とは? 上司・取引先・メールの場合も例文で解説
仕事を断れないままだとどうなる?
では、あなたが仕事を断らず、このまま働き続けるとどうなるか。見ていきましょう。
(1)処理速度が上がり、また仕事を頼まれる
あれ、いいこと? と思いましたね。そう、仕事が断れない人は、まず業務の処理速度が上がることが多いです。そうしないと早く家に帰れないからです。
そして、周囲に「優秀だ」と褒められ、また仕事を頼まれ、断れなくて業務量が増えるスパイラルに陥っていきます。
(2)有能になる分、部下・後輩の指導が苦手になる
自分が有能になると、進みが遅い部下や後輩を許せなくなることがあります。「なぜ、この程度のことに○時間もかかってるんだろう」と、つい考えて理解できなくなってしまうのです。
仕事を断れず、ガツガツ引き受けてきた結果、誰よりも有能になり、誰よりも残酷になれてしまう。その結果、部下や後輩から慕われなくなる可能性もあるでしょう。
(3)キャパオーバーで倒れる可能性がある
部下や後輩へ仕事を任せることもできず、自分でやることが増えていくと、キャパオーバーになって倒れてしまう可能性もあります。
仕事を断れないまま抱え続けた場合、倒れるのは大体30代後半から40代にかけてが多いと思います。その前に断り方を身に付けて実践しましょう。