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「ご健勝」の意味や使い方は? 「ご清祥」「ご多幸」との違いや例文を解説

直井みずほ

「ご健勝」と「ご清祥」「ご多幸」の違い

「ご健勝」と同じように使われる言葉として「ご清祥」や「ご多幸」という言葉がありますが、「ご健勝」とはどのように違うのでしょうか?

それぞれ辞書には次のようにあります。

せいしょう【清祥】
手紙文で、相手が元気でめでたく暮らしていることを祝っていう語。

たこう【多幸】
(1)しあわせの多いこと。多福。
(2)[心]身体の軽さなどの体感を含む、快を伴う気分。
(『広辞苑 第七版』岩波書店)

手紙以外にもメールやスピーチなどいろいろな場面で使われる「ご健勝」と違って、辞書の意味にもあるように、「ご清祥」は手紙の中で使います。

「めでたく暮らしていることを祝う」という意味ですので、相手が喪中の際は控えた方が良いでしょう。

一方、「ご多幸」は、文書以外にもスピーチの結びのあいさつとしても使えます。

「ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます」というふうに、健康と共に幸せを願って「ご健勝」とセットで使われることが多いのが「ご多幸」です。

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