「ご健勝」の意味や使い方は? 「ご清祥」「ご多幸」との違いや例文を解説
「ご健勝」の言い換え表現
次に「ご健勝」と似た意味合いで使われる言葉を見ていきましょう。
「ご壮健」
「ご壮健」は「元気盛んで丈夫」という意味です。
相手の健康状態をおもんばかるという意味で「ご健勝」と似ており、主に目上の人の元気な様子を表す際に使われます。
例文
「拝啓 ○○の候、○○様にはますますご壮健のことと拝察いたします」
「ご自愛ください」「お労りください」
「ご健勝」と同じように、相手の健康を気遣う結びの言葉として「ご自愛ください」「お労りください」があります。
どちらも「ご健勝」と同じように目上の人に対しても使うことができますが、その際には「どうぞ」「何卒」「くれぐれも」と言った言葉を頭に付けたり、語尾を「〜ませ」としたりするとより丁重な表現になります。
例文
「寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください」
「お疲れが出ませぬよう、お体をお労りくださいませ」