「ご健勝」の意味や使い方は? 「ご清祥」「ご多幸」との違いや例文を解説
「ご健勝」はどんな場面で使えるのか?(例文付き)
次に「ご健勝」を使うことのできる場面を、例文と共に見ていきましょう。
新年のあいさつメールや文書を送る時
例文
「昨年は何かとお世話になり、ありがとうございました。
おかげさまで良き新年を迎えることができました。
本年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。
皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします」
案内状や招待状・祝賀状の書き出しとして
例文
「拝啓 時下、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます」
「拝啓 ○○の候、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます」
「謹啓 ○○の候、皆さまにおかれましてはますますご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」
転勤や部署異動の報告をする時
例文
「拝啓 ○○の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私儀○月○日をもって○○勤務を命ぜられ、過日着任いたしました。……」
退職のあいさつをする時
例文
「○○様
いつもお世話になっております。○○です。
このたび、一身上の都合により○月で退社することとなりました。
在職中は大変お世話になり本当にありがとうございました。
(中略)
末筆ではございますが、○○様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます」
忘年会や新年会・結婚式などのスピーチで
例文
「ご指名にあずかりました○○でございます。僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。
(中略)
皆さまのご健勝を祈念しまして、乾杯!」