「どういたしまして」は目上の人にも使える? 使い方や例文・言い換え表現を解説
「どういたしまして」はどういう時に使う言葉か?(例文付き)
次に、「どういたしまして」の具体的な使い方についてご紹介します。
お礼や感謝に対して「それほどでもありません」と謙遜する時
相手から感謝された時、「大したことではないですよ」「それほどのことでもありませんよ」というような謙遜の意味も込めて使います。
例文
例えば、同僚の仕事を手伝った際には次のように使えます。
同僚:「助かったよ。ありがとう」
あなた:「どういたしまして。少しでも役に立てたのなら私もうれしいよ。また手伝いが必要な時はいつでも言ってね」
おわびに対して「わびることではないですよ」と謙遜する時
こちらも前述したニュアンスと同じように、相手のおわびを丁寧に打ち消して「わびることではない」という謙遜の気持ちを表す時に使います。
例文
例えば、長いお付き合いのある顧客のミスのフォローをした時にはこのように使えます。
顧客:「こちらのミスで大変ご迷惑をお掛けしました」
あなた:「いえいえ、どういたしまして。担当として当然のことをしただけですので、どうぞお気になさらないでください」