かぼちゃの栄養素と効果とは? 栄養を逃がさない食べ方のコツ
かぼちゃの豆知識Q&A
最後に、身近な食材のかぼちゃをもっと上手に活用するための豆知識をご紹介します。
かぼちゃの保存方法は? 長持ちさせるポイントは? かぼちゃのきれいな色を生かして調理したいけど……などの疑問にお答えします。
おいしいかぼちゃの見分け方
かぼちゃは、ごつごつとしていて、ツヤがなく、皮が硬いものが食べごろです。また、形が良く色ムラがないもの、ずっしりと重いものがおいしいといわれています。購入する時はこのポイントを参考にしてみてください。
おいしいかぼちゃの見分け方まとめ
・ごつごつとしている
・ずっしりと重いもの
・ツヤがない
・皮が硬い
・形が良い
・色ムラがない
かぼちゃの保存方法
かぼちゃは丸ごとなら10℃前後の風通しの良いところで保存すれば1~2ヵ月保存ができる野菜です。切ったものは冷蔵保存がおすすめで、4~5日は保存できます。
また、切った状態のものはすぐに使う場合でも、ワタを除いて保存すると傷みにくいです。その際は、しっかり水気を拭いてラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
また、前述の通り冷凍保存もできます。火を通して急速冷凍すると風味が変わらずに保存できます。
色をきれいに保つには?
かぼちゃのきれいな黄色を生かして調理するにはどんな方法があるでしょうか? 煮物をつくる場合には、しょうゆではなく白だしや塩を使うのがおすすめ。色の薄い調味料を使うとかぼちゃの黄色がきれいなまま調理できます。
かぼちゃをもっと活用して、いろんな料理を楽しもう
身近な食材のかぼちゃには抗酸化作用がある栄養素のβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEが含まれており、アンチエイジングや動脈硬化の予防の働きが期待できます。また、食物繊維による整腸作用、カリウムによる塩分の過剰摂取の調節作用などのうれしい効果も。
栄養素を意識して摂取したい時には、調理法に気を配るようにしましょう。いろんな料理に使えるかぼちゃ。ポイントを押さえて、もっと活用できるといいですね。
(青木貴子)
※この記事は2020年09月29日に公開されたものです