お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

サイドプランクの効果とは? やり方を初心者向けに解説 

#初心者女子のトレーニング

Hiromi(パーソナルトレーナー/理学療法士)

サイドプランクの効果

通常のプランクよりも負荷が大きく、鍛えられる筋肉も異なるサイドプランク。このエクササイズでは、どんな効果が得られるのでしょうか。

(1)姿勢改善

サイドプランクは姿勢を保持する運動です。姿勢を保持する筋肉を俗に「姿勢保持筋」といいますが、サイドプランクでは頭~かかとまで一直線にすることでいい姿勢をキープする姿勢保持筋を鍛えることができます。そのため姿勢改善が期待できます。

(2)くびれを作る

くびれはおなかの脂肪が減ることで自然と作られます。サイドプランクは、腹筋を鍛えて腹部の脂肪を消費しやすくする運動であるため、くびれを作る効果が期待できます。

脂肪を減らすには1つの運動だけではなく、全身の筋肉を使う運動や栄養管理もあわせて行うと効果的です。

(3)体力アップ

体力を構成する要素には瞬発力と持久力などがありますが、サイドプランクでは特に持久力のアップが期待できます。サイドプランクのように姿勢を保持する運動では、持久力に強い遅筋という筋肉を多く使うためです。

また、瞬発力を発揮するにはブレない体幹の筋力も重要になります。サイドプランクでは体幹の姿勢を保持する筋力を鍛えるため、結果的に瞬発力アップの効果も期待できます。

そのため体力低下により最近疲れやすくなってきたと感じる方におすすめです。

(4)二の腕や肩なども鍛えられる

サイドプランクでは腕で体幹を支えるため、二の腕や肩周りの筋肉も鍛えられます。

また、二の腕の引き締め効果も期待できますが、脂肪を減らすには1つの運動だけではなく全身の筋肉を使う運動や栄養管理も行いましょう。

(5)腰痛予防

サイドプランクは腰の安定性を高める腹横筋や内腹斜筋や多裂筋が同時に働くことで腰の安定性を高める運動です。腰の安定性の改善が腰痛改善に影響をもたらす研究結果もあり、腰痛予防にとって腰の安定性を高めることは重要といえます。

また、姿勢を保持することを主にした運動のため、腰への負担が少ないのも特徴です。

ただし、この運動で痛みがある場合は無理に行わず、事前に腰周りのストレッチを行うか、痛みが緩和された後に行うようにしましょう。

次ページ:サイドプランクの正しいやり方

SHARE