転職したいけど……。悩む気持ちの解決策
転職はしてもいいし、しなくてもいいもの
大前提として、転職は「絶対にするべき」ものではないです。特に30歳前後が最初の転職になる人は、「ずっと同じ環境ではいけないのでは?」「チャレンジするべきなのでは?」といった焦燥感から転職を選択する人がいます。
私は転職処女をずいぶんと前に失っていますし、業界的にも転職が珍しいことではありません。終身雇用が崩壊しつつある中で、1社にいるリスクも確かにあります。しかし、場所を変えて得るキャリアと同じくらい、同じ場所で積むキャリアも意味があり、留まるリスクを取るべき時もあるなというのが私の意見です。
転職に限らないことですが、判断を自分以外の他者や世間に託すことは「選択、決断」において絶対にやってはいけません。なぜなら、他責思考で意思決定すると選択した結果がうまくいかなかった時に深く後悔するからです。
自分を主語にして以下を考えましょう。
1.なぜその選択するのか?(根拠)
2.選択によって得たいものは何か? (ゴール)
これらは「転職理由」や「志望動機」につながり、キャリアプランの基礎になります。