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「ご愁傷様です」の意味と正しい使い方

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

終わりに

冠婚葬祭の二大イベントである結婚式と葬儀。言葉遣いをはじめとするマナーの意識は、どうしてもハッピーなムードの結婚式の方に向いてしまうかもしれません。

参列者にとって、結婚式と葬儀との大きな違いの一つは準備期間の長さです。「明日結婚式を挙げるから来て」と言われることはまれでしょうし、故人をしのぶ会でない限り「来年6月にお葬式をやるから来て」と招待状をもらうこともないでしょう。

つまり、一般的な葬儀は準備時間がありません。ですから言葉遣いなどのマナーをはじめとして、日ごろから備えておくことが大切なのです。

(松岡友子)

※画像はイメージです

※この記事は2020年09月19日に公開されたものです

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

マニエール・トモ代表。コミュニケーションマナーアドバイザー®。
駒沢女子大学・戸板女子短期大学 非常勤講師。
早稲田大学卒業後、ANA国際線客室乗務員およびチーフパーサーとして乗務。
退職後、エアラインスクール講師などを経て2007年より研修講師として活躍する。
日本語教師、NLPプラクティショナーやTAカウンセラー、ハラスメント防止コンサルタントなどの資格を活かし、ビジネスマナーからセルフマネジメントまで幅広く研修、講演を行う。
現在、横浜市立大学大学院にて女性学を研究中。

著書『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』(明日香出版社)

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