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「ご教示」の意味と正しい使い方

直井みずほ

ビジネスシーンで人に教えてもらいたいことがある時に使用する「ご教示」。「ご教示ください」という言い回しをよく目にしますが、目上の人にお願いをする場面では注意が必要とのこと。今回は「ご教示」の意味と正しい使い方について、つなぐひろげるおもてなし協会代表理事・直井みずほさんに教えてもらいました。

ビジネスの場面で、人に教えて欲しいことがある時「教えてください」を丁寧に言う言葉として「ご教示ください」と言うことはないでしょうか。

この時、「ご教示ください」と「ご教示いただけますか」ではどちらの表現が適しているのか、また、似た言葉である「ご教授ください」を使うべきなのか迷われたことはありませんか。

今回は「ご教示」の正しい使い方を、ビジネスマナー講師をしている、「つなぐひろげるおもてなし協会」代表理事・直井みずほが解説します。

「ご教示」という言葉の意味

「ご教示」は、「教示」という名詞に、丁寧さを表す「ご」をつけた言葉です。

「教示」の意味は、広辞苑によると「教え示すこと」とあります。同様に「教える」は、「知っていることを告げ示すこと」、「示す」は「はっきりと知らせること」とあります。

主に「ご教示ください」「ご教示いただけますか」といった言い回しをします。

いずれの表現も、自分が知らないことを相手に教えてもらう時に使う言葉です。

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