復縁の可能性がないパターンとは? 復縁が成功するパターンとの違い
付き合っていた彼と復縁したい。そう思った時、まずは復縁の可能性がある別れ方をしているのかチェックするべき、と恋愛コラムニストのウイさんは言います。復縁が成功するパターンと失敗するパターンの違いとは? 詳しく見ていきましょう。
ライターとして活動し、オンラインサロンの運営をする僕のところには毎月50通以上のお悩みが寄せられます。不倫や片思いなど、いわゆる「定番」といえる恋愛相談の中でも毎月必ずいただくのが「元恋人と復縁したい」というものです。
「別れたばかりの彼と復縁したい」というものもあれば、「別れて3年以上経過するのにいまだに彼とやり直したいと思っている」とか「別れた彼はとっくに結婚しているけど、それでも忘れられない」とか、本当にたくさんの人が別れてしまった恋人を忘れられずにしんどい思いをしているようです。
多くの場合、僕は復縁をおすすめしていませんが「どうしても」という場合は応援することにしています。しかし、うまくいくことはほとんどありません。
今回はそんな「恋人との復縁」について書かせていただきます。
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復縁の可能性がないパターン
「復縁したい」という気持ちの根底にあるのが執着ではなく、なおかつどんな困難も受け入れる覚悟がある場合、復縁に向かって進んでいけば良いと思います。
そして、復縁するためには、まず「どんな別れ方だったか」の確認をしましょう。実は、復縁が成功するも失敗するも、別れ方や別れた後の対応に大事なポイントがあります。
まずは、復縁の可能性がないパターンについて挙げていきます。
(1)「嫌いになったわけじゃない」と言われた場合
彼と別れる際に「あなたのことは嫌いになったわけじゃないけど、2人のために、このまま一緒にいるのは良くないから別れよう」という意味のことを言われてしまった場合、復縁は無理です。
このフレーズを使って恋人と別れる人は「自分は悪者になりたくないけど、どうにかして別れたい」という残念な思考の持ち主なのです。それなのにフラれた側は「嫌いになったわけじゃないってことはやり直せるかも……」という期待を抱いてしまうわけです。
この場合、フル側には別れたい本当の理由があります。それを言えないだけです。その言えない理由は、もう違う人のことを好きになっているとか、割と復縁の可能性が無いものばかりです。つまり、もう復縁は不可能なのです。
(2)別れと復縁を繰り返している場合
何度も別れては復縁してを繰り返している場合も、復縁は難しいでしょう。あなたは「前もやり直せたんだから、次もやり直せるはず」と信じているかもしれませんが、結局うまくいかない可能性が大きいです。
「恋人に別れを告げる」ということは、言い換えると「もう私にはあなたに対する愛情が薄れてしまいました。この先の私の人生に、あなたの必要性を感じないということです。恋人関係を解消したいです」ということですよね。
告白が「全肯定」であるとすれば、別れは「全否定」と言っても過言ではありません。これは決して大袈裟な表現ではなく、恋人と別れるということは、それくらいのことを相手に伝えるということなのです。
それなのに、簡単に復縁してしまう場合、そのほとんどはすぐにまた別れます。なぜなら、他人同士が恋人という関係で一緒に生きる意味について真剣に向き合わず、何となくその場の気持ちばかりに流される恋愛をしているから。復縁してもうまくいくはずがありません。
復縁が成功するパターン
ここまでずっと「いかに復縁がうまくいかないか」についてばかり書いてしまいました。これでは希望がありません。ここからは、復縁が成功するパターンについて2つほど挙げます。
(1)別れた原因が「環境」にある場合
1つ目は別れた原因が「2人に余裕が無かった」という場合です。
例えば「就職活動中に口論して別れた」や「仕事で忙殺されてしまい、何もかもどうでもよくなった」という状態です。そういった状態って、本心と口から出る言葉が乖離しがちなのです。
本心では別れたくないと思っていても、口論の最中に口から出る言葉はどんどん本心から乖離していき、そのことに気付いているのに止められず、とうとう最後には「もう別れよう」と言ってしまうのです。
つまり、別れの原因がどちらか一方の心変わりなどではなく、周囲の「環境」にあった場合、復縁がうまくいく場合が多いです。
(2)お互いが成長して再会する場合
2つ目は、別人で再会した場合です。
例えば大学の頃に付き合って別れた2人が、社会人になり、それぞれの人生で仕事のトラブルや恋愛の修羅場を経験し、大人になって再会する。そうすると、学生の頃には許せなかったことが許せる大人になっているというパターンです。
(1)と併せたこの2パターンの場合、「ご縁」という説明しかできないのですが、不思議と必ず再会するようになっています。あとはどちらかが復縁を切り出せるかだけです。
▶次のページでは、復縁したいならまずやるべきことについて解説します。