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冷凍やレンジでの調理はOK? ブロッコリーの栄養素と効果

栄養の基本

北村絵梨子(管理栄養士)

ブロッコリーの疑問Q&A

最後に、多くの人が気になっているブロッコリーの疑問や豆知識についてお答えします。

食べ頃のブロッコリーの選び方

ブロッコリーを選ぶときは、

・茎が太くてしっかりしているもの
・切り口がみずみずしいもの
・花蕾が小さく詰まっていて全体的に丸く盛り上がっているもの
・濃い緑色のもの

を選びましょう。黄色の花が咲くと、全体的に色があせて黄緑色になり、味や香りが悪くなってしまいます。

ブロッコリーの洗い方

ブロッコリーは小分けにすることで、房と房の間にある汚れが落としやすくなります。

丸ごとサッと水洗いしてから小房に切り分け、水を張ったボウルに入れて流水を当てながら洗いましょう。

冷凍ブロッコリーにも栄養素はある?

ブロッコリーのビタミンや食物繊維の含有量は、冷凍保存しても概ね保たれているという研究結果が報告されています。

仕事が忙しい時や、手軽にブロッコリーを食べたい時は、コンビニなどで売られている冷凍ブロッコリーを利用してもいいですね。

なお、冷凍ブロッコリーは、自然解凍すると水っぽい食感になってしまいます。凍ったまま、煮る、蒸す、炒めるなど直接加熱して急速に解凍するようにしましょう。

煮込み料理やスープなどに利用することで、水っぽい食感になるのを防ぐこともできます。汁ごと食べれば水溶性のビタミンCを効率良く摂れるのでおすすめです。

ブロッコリーで手軽に栄養素を取り入れよう

ブロッコリーは栄養素が豊富で、さまざまな調理法で食べることが可能です。また、冷凍保存されたものでも、概ね栄養成分が保たれているので、手軽に栄養素を取り入れることができ、忙しく働く人におすすめの万能食材といえるでしょう。

また、ブロッコリーは脂質が少なく味にクセがないので、どんな調味料でも合わせやすいです。油との相性が良く、マヨネーズと合わせて食べることも多いのですが、エキストラバージンオリーブオイルに塩を少しかけたシンプルな食べ方もおすすめ。ブロッコリー本来の味を楽しむことができますよ。

このように各調理方法のポイントを押さえて、ぜひ普段の食事にブロッコリーを取り入れてみてくださいね。

(北村絵梨子)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月31日に公開されたものです

北村絵梨子(管理栄養士)

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