「ロールキャベツ系男子」の特徴10個
「ロールキャベツ系男子」という言葉を聞いたことはありますか? 見た目は草食系、中身は肉食系の男性のことを示す表現です。今回はそんなロールキャベツ系男子の特徴や恋愛傾向、攻略方法などについて、マジシャン兼催眠心理療法士の浅田悠介さんに教えてもらいました。
男子を表現するのに「草食系・肉食系」という言葉がありますよね。
とはいえ、この世の男子が、全て2種類に分かれるわけでありません。
今回紹介する男子は、その合体バージョンです。ちょっと恋に奥手そうなのに、実はグイグイ攻める系男子──手強そうですよね。
その名も「ロールキャベツ系男子」です。
その特徴や攻略法などについて語ってみます。必読ですよ。
「ロールキャベツ系男子」とは?
ロールキャベツを想像してください。
外は野菜なのに、いざ割ってみるとお肉が顔を出しますよね。
まさにロールキャベツ系男子とは「見た目は草食系っぽいのに、実は肉食系の男子」というものです。これがモテるのですね。
ぱっと見で危ない感じ(オス感)がないので、女子と打ち解けるのもうまかったりします。そして後で正体を現す、というわけですね。
ロールキャベツ系男子の特徴10個
ここではロールキャベツ系男子の特徴を紹介します。ぜひ人間観察のチェックポイントに使ってみてください。
(1)奥手に見える
何はなくともこれです。
外側がキャベツ(草食)である由縁です。なんとなく無害そうな感じがするのです。
内側の肉をキャベツで巻きに巻いているので、ガツガツした肉食感がありません。
だから、女子から警戒心を持たれることもあまりないのですね。
(2)美意識が高い
ルックスに気を抜かないのもポイントです。
ファッションなどの流行や美容情報にも精通しています。
洗顔にも気を使っているので、何気に肌もきれいだったりします。そうすると女子に「めっちゃ肌きれいじゃん!」とチヤホヤされるわけですね。
ルックスへの細やかなケアが、豪快なイメージのある肉食系男子とはかけ離れているため、いわゆる「なよっと草食っぽく」見える理由かもしれません。
(3)文化的
間違っても、「スポーティー」という感じではありません。
むしろ文化的なタイプであることが多いでしょう。
また、いわゆるサブカル感もあったりします。
ファッションから小物まで、ちょっとアートっぽいものが好きなのですね。
大衆的なものよりも、見る人の感性によって好みが分かれるようなものに良さを見出したりするタイプです。
(4)女子への接し方がナチュラル
女子の輪に潜り込むスキルがあります。
女子との会話術を心得ているので、いわゆる共感トークがナチュラルにできるのですね。
ミーハーな部分もあるので、女子が好きそうな芸能人や流行の話題も守備範囲。だから輪に溶け込めるのです。
恋愛関係なしにも、仲の良い女友達は多かったりします。LINEのやり取りもさくさくしているでしょう。
ガツガツした感じがなく、ナチュラルに女子と交流できるというところが、草食感を醸し出すわけです。男臭さの真逆ですね。
(5)実は男友達にも尊敬されている
肉食を秘めているからこそ。
見え隠れする男らしさが、周りの男性に響くのです。見た目と中身のギャップは、同性間でも効果的なのかもしれません。
自分の意見はしっかりと持っていて、なおかつちゃんと主張もできるので、仲間内ではリーダーシップを発揮していたりもします。
(6)リアクションが大きい
リアクションにもその特徴が表れます。
相手の言動に対して、オーバーリアクションなのです。やや女性らしい反応の仕方かもしれませんね。
リアクションが薄い人よりも、ちゃんと反応を返してくれる人の方が、話している側としても「ちゃんと自分の話を聞いてくれている」と思えるので、会話もスムーズに進みますよね。
だから会話での共感性を重んじる女子にも警戒されず、仲間として受け入れられやすいのです。
(7)イライラしない
基本的に穏やかです。
イライラすることがありません。少なくとも他の男性に比べて。
(8)恋愛に苦手意識はない
恋愛に対して苦手意識はなく、それどころか常に恋人がいたりもします。
肉食らしく、好きな人がいればアプローチするだけだから。くよくよ悩むことがありません。迷ったらGOの精神です。
(9)決断力がある
恋愛以外でも、決断力を見せます。
肉食系とは「自分でアクションできる」ということだから。それは日常のあらゆる場面でも現れます。
(10)モテる
やはり、モテます。
無害そうな感じで近付きつつ、いざとなると男らしさを見せるからです。そのギャップが女心に刺さるのですね。
気になる人の「ロールキャベツ男子度」を診断します。
ロールキャベツ系男子の恋愛傾向
ここでは「ロールキャベツ系男子」の恋愛傾向に迫っていきます。ぜひ参考にしてください。
(1)女子から言い寄ってくる
見た目が草食だからこそ。
なんとなく自分からアプローチしなさそうな(なのにそこはかとないモテオーラがある)空気感に引き込まれて、女子の方から言い寄ってくるのです。
気付いたらモテている、という感覚です。
(2)トークでも魅了する
草食系男子は、その細やかな感性も武器になります。
特に女子ウケのいいトークはお手のもの。話題からリアクションまで、いちいち女子の感性にフィットするのですね。
会話でさらに点数を上げるタイプです。
(3)好きになったら自分から
中身は、肉食系男子です。
見た目にだまされてはいけません。アリだと思えば、グイグイ攻めてくるでしょう。
デートになれば、めちゃくちゃボディタッチのタイミングも狙ってもくるかもしれません。
(4)ギャップを武器にする
自分のセールスポイントを知っています。
外見を利用するのです。無害そうに近付いて、いざ仲良くなると──あっという間に、という感じです。
その草食から肉食へのギャップで、女子をドキッとさせるわけです。それを使いこなします。ちょっとズルイですよね。
(5)2人きりになるとオス感を見せてくる
2人きりになると、スイッチが切り替わったりします。
集団のときは草食っぽいのに、いざ2人になると積極的になります。モテるロールキャベツ系男子は、その加減が絶妙なのです。
ロールキャベツ系男子の攻略方法
続いては「ロールキャベツ系男子」の攻略方法について紹介していきます。
(1)シンプルに誘う
こちら側から誘いましょう。
相手がロールキャベツ系男子だろうが関係ありません。誘われるのを待つより、誘った方が、恋がかなう確率は上がります。
(2)趣味を合わせる
ロールキャベツ系男子は、自分のセンスにこだわりを持っています。だからこそ、その趣味を合わせることで盛り上がることができます。
同時に、貴女のセンスの良さもそこにプラスαして見せつけましょう。
(3)ある程度、相手にペースを任せる
ロールキャベツ系男子は恋愛慣れしています。
だからこそデートや、もろもろの段取りは相手に任せても進むでしょう。彼からアプローチがきた場合、そのまま流れに乗るだけで付き合えます。
(4)こちらのペースも示す
とはいえ完全に彼のペースに乗ってはいけません。「なんだ、他の女子と同じでつまらないな」と思われるから。
時にはデートの行き先や、話題も、貴女がリードしてください。
(5)すぐに惚れた感を出さない
「すぐに惚れた感」を出さないようにしましょう。
ロールキャベツ系男子は恋愛の経験値が高いのです。
そんな彼らは、簡単に手に入るものに価値を感じにくい傾向にあるからです。
ロールキャベツ系男子と付き合う際の注意点
(1)自分のペースも大事にする
貴女のペースも大事にしましょう。
ロールキャベツ系男子はペースを作るのがうまいです。しかし流されていては、立場が下になってしまいます。
(2)相手の趣味を否定しない
一部のロールキャベツ系男子は、センスの世界に生きています。
それを否定しないようにしましょう。人間関係全般に言えることですが、相手の価値観は否定しないに限ります。
(3)ベタベタしすぎない
彼も草食っぽい空気を好むのですね。
だからこそ「所構わずベタベタ」は好まない可能性があります。ある程度、あっさり系の方がいいかもしれません。
この感覚は、相手とちゃんと話し合いをすべきポイントだともいえます。
(4)女友達に注意
女友達も多かったりします。
だからこそ「彼の周りにいる彼のことを好きな女子」に気を付けてください。もちろん彼がしっかりしていれば問題ないのですけれども。
(5)浮気に注意
肉食系であることには違いありません。
だからこそ女遊びには目を光らせておきましょう。女性を口説ける男子というのは、その気になれば浮気できるということですから。念のために。
ロールキャベツ系男子の正体とは?
ロールキャベツ系男子。
そう呼ぶと、特殊な存在な感じがしますよね。
しかし恋愛面に関して言えば、そこまで他の男性と変わりません。
ちょっとファッションや流行に鋭くて、好きになったら自分からアプローチできる男子、というだけなのですよ──まあ普通っぽいでしょう?
だからこそ「こちらから誘う」「自分のペースも貫く」という基本的なアプローチ方法は忘れないようにしておきましょう。特殊な攻め方は必要ありません。勇気出していきましょうぜ。
貴女の恋がかなえられることを祈っております。
(浅田悠介)
※画像はイメージです
※この記事は2020年07月17日に公開されたものです