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自主性とは。主体性との違いや自主性を高める方法を解説

ぱぴこ

自主性を高める方法

どう考えてもあった方がいい自主性ですが、「自主性がある方がいいから身につけよう」と思って身についたら誰も苦労はしません。では、何から取り組めばいいのかを考えます。

(1)「手を挙げる」ことをゴールにする

自主性のある人とない人の一番大きな違いは「私がやります」の一言が言えるか言えないかの違いです。言ってしまえば瞬発力の違い。

もちろんそこには自信の有無や、能力の有無もありますが、一番大きいのは結局「やります」の一言が言えるかどうかです。

そのため、「手を挙げて失敗したら」「クオリティが悪かったら」などを考えず、まずは「手を挙げる」ことをゴールにして実行するように努めましょう。

大体のことはやって覚えることばかりです。挑戦しないことによる機会損失の方が大きいと心得ましょう。

(2)人は自分を気にしていない、と思う

自主性を持つために行動する過程で、過剰に失敗を恐れたり、「目立とうとしていると思われないだろうか」と心配したりする人は多いです。

一言で言えば自意識過剰なのですが、この自意識過剰をどうにか抑え込まないと、自発的に行動するというアクションにはなかなかつながりません。

「自信を持て」「失敗を恐れるな」という言葉は確かにその通りですが、これらを怖がってしまい心理的なストッパーが働く人に、「考えるな、感じろ!」と言っても無駄です。

そのため、マインドセットを変えるために、「そもそも人間は大して他人に興味がない」と過剰に他人を意識してしまう点を書き換えるのです。

多少訓練は必要ですが、「自信をつける」などの道のりは長いため、試してみる価値はあります。

(3)小さな成功体験を積む

自信をつけるには長い道のりが必要なものの、根本的に自主性は一定の自信によってしか構築されません。そのため、自分の「できるじゃん」という自己肯定感を上げることはやはり必要です。

ではどうするか? 小さなゴールをたくさん作り、それを達成して、自分に「できた」と思わせる機会を増やすことです。

例えば5分早く起きるとか、通勤時間に必ず勉強アプリを開くとか、「絶対に達成できるものを目標にして続ける」を繰り返します。

一つできたら、もう少し大きな目標を立てて実行すると、少しずつ「できる」自分に変わります。

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