【部位別】女性からのボディタッチ。気になる心理と反応の仕方
女性からボディタッチをしてきたら、一体どういう心理からなのか気になるものです。好きな人の場合、どう反応したらいいのかも気になるところ。心理カウンセラーの小日向るり子さんに、女性が男性にボディタッチする心理を部位別に紹介してもらいました!
付き合っていない女性から突然ボディタッチをされるとドキっとしますよね。
それまで何とも思っていなかったのに、翌日から何となく意識してしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は女性から男性にボディタッチをするときの心理状態から、触れる場所別の心理、さらに嫌だった場合の断り方までを解説してみたいと思います。
女性からボディタッチをする心理
まず、女性は基本的に嫌いな男性にはボディタッチはしません。成人した女性は男性よりも異性との身体接触については本能的な快・不快を重視します。
ただ、「基本的に」と書いたのはそうではない場合もあるということ。以下、好意がある場合と無い場合に分けて説明していきます。
好意がある場合の理由と女性心理
好意と一口に言っても、恋愛感情とは限りません。以下のようなさまざまな好意の気持ちから、女性は男性にボディタッチすることがあります。
(1)友情から
友情をボディタッチで表しています。
具体的には悲しんでうつむいているときに背中に手を当ててさすってくれたり、疲れた様子を見て肩をもんでくれたりといった行動が該当します。
(2)同士の気持ちから
同士愛とは「仲間」としての認識です。
男性同士でも団体スポーツなどの際にスクラムを組んで気合を入れたり得点を入れたらハイタッチをしたりすると思いますが、それを対個人で行っていると考えると分かりやすいでしょう。
(3)愛らしいという感情から
ペットや動物の丸いフォルムやかわいい仕草を見ると、心が癒されて触れたくなるのと同様の感情です。
女性が恰幅のいい男性のお腹を「気持ちいい」とツンツンしてきたりするのがこれにあたります。
(4)恋愛感情から
自分の恋愛感情をアプローチするための手段としてボディタッチを使うこともあります。
言葉でうまく伝えられないとき、好きな気持ちが溢れて思わず行動に出てしまったとき、また、相手の反応を見て相手の好意感情を測りたいときなどでも、意図的にすることがあります。
(5)性的対象として
その男性に対して性的な関係を持ちたいという願望があるとき。
後で詳しく説明しますが、この場合はスキンシップをする場所によってある程度判断できます。
好意が無い場合の理由と女性心理
続いては、好意以外の理由からボディタッチしているケースを挙げてみます。
(1)触り癖がある
多くの人は喜怒哀楽を表現する際に癖を持っています。
例えば面白いと手を叩いて笑う、悲しいときでも声を出さずに泣く、怒ると物にあたる、等々。こうした感情表現をする際の癖で「他人に触る」というものもあります。
気になる人がただの癖なのか、自分に特別な感情があるのかを見分けるためには自分以外の人に対してどのような態度を取っているかが目安となるでしょう。
(2)損得勘定から
分かりやすくいえば、ボディタッチをして男性の好意や興味を引き寄せることで女性側に得がある場合です。
接客業の女性がお客様に対してボディタッチをするといったものがこれに該当します。
(3)酔っぱらっている
お酒には筋肉を弛緩させる作用があります。飲み過ぎてしまったときなどのボディタッチは、この筋弛緩作用によって起こる場合が多くあります。