器の大きい男性の特徴とは? なるにはどうする?【診断つき】
あなたは「器が大きい」と言われたことはありますか? 器が大きい人に共通する特徴やそんな男性になる方法を心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。
女性に男性のタイプを聞くと「器が大きい人」と言われたことはありませんか? ざっくり「器が大きい」と言われてもよく分からないと思うかもしれません。
そこで今回は、器が大きい人に見られる共通の特徴や、自分の器が大きいのか確かめる診断を用意したので、ぜひ試してみてください。
もし診断の結果が芳しいものでなかった場合は、思考を変えて「器の大きい男性」になりましょう!
そもそも「器が大きい」とは?
「あの人は、器が大きいよね」などと口にすることがよくありますが、そもそも「器が大きい」とはどういう意味なのでしょう。辞書で引くと、以下のように記載されています。
器(うつわ)が大(おお)き・い
人としての度量が広い。能力が十分に備わっている。また、細かいことや小さいことを気にしない。「―・い人に憧れる」
(『デジタル大辞泉』小学館)
人に対して「器が大きい」と使う場合の「器(うつわ)」は、心の度量の広さ・深さのことをいいます。
従って、器が大きい人とは心が広い人の例えで、性格としては「大らか」「朗らか」と同様の意味で使われることが多いです。
つまり「器が大きいね」と言われたら、褒め言葉として受け取ってよいでしょう。
器の大きい男性の特徴10個
ここでは、器が大きいと言われる男性の特徴を紹介します。
(1)他人と比較しない
「人は人、自分は自分」という価値観が徹底されています。そのため単独行動が目立つことも多く、飄々としていてつかみどころのない人に見えることもあります。
(2)怒らない
怒ることがあまりありません。小さな器の場合少しの傷で壊れてしまうこともありますが、大きな器ではそうなりにくいのと同様に、大きな心の器を持っている人は他人から受けた些細な傷ではダメージが少ないため怒りが湧かないのです。
(3)ストレス発散がうまい
(2)で「心に受けた傷」と書きましたが、もちろん大きな傷を受ける場合もあります。
しかし、器の大きい人は傷を修復する方法を知っています。つまりストレスの発散方法が上手であるためリカバリーが早いのです。
(4)経験値が高い
多くの経験をしているため、例えば他人が失敗しても「自分にもそういう体験があったな」とその人の身になって感じることができます。そのため人をむやみに怒らないでいられます。
(5)知識が豊富
知識が豊富であると物事を多角的に捉えることができます。
例えば「私って臆病で」と言われても、「それは慎重と考えたら長所だよ」といった捉え方がすぐできるということです。つまり、「物事を今とは異なる角度から見て気持ちや感情を変化させること=リフレーミング」をうまく使うことができているということです。
(6)目的が明確でその他に強いこだわりを持たない
器が小さい人の例として、飲み会のお会計をきっちり割り勘にする人というものがありますが、これは器が大きい人は金払いがいいということではありません。
器が大きい人にとって、飲み会は「おいしく食べて飲んで楽しい時間を過ごす場所」です。目的が明確化されているからこそ、その目的さえ達成できれば、1円単位で割り勘にしたいなど細かいことがどうでもよくなるのです。
(7)気持ちの切り替えが早い
過去の失敗をいつまでも引きずりません。これは(3)で挙げた「ストレス発散」とも関係していますが、気持ちを切り替える術を知っていることも関係しています。
(8)誰に対しても平等
常に「人としてどうあるべきか」ということが行動基準になっているため、環境に迎合したり組織に忖度したりすることがありません。そのため誰に対しても平等に接します。
(9)損得勘定をしない
これをしたらこのくらいの得がある、これをしなければこのくらいの損になる、といった損得勘定で物事を捉えず「ワクワクする」「やりがいがありそう」といった感覚で、物事を選択する傾向があります。
(10)交友関係が広い
心の器が大きい人と一緒にいると安心感があるため、その人の周りには自然と人が集まります。さらに組織での立場が上の人は、経験値の高さからアドバイスを求める部下も集まるため、部下から慕われる上司になっている方も多いです。
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