お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

友達の定義とは? 言葉の意味や「友人」との使い分け方も解説

マドカ・ジャスミン

大人になると友達ができにくくなる4つの理由

そうはいっても、年齢を重ねれば重ねるほど、友達ができにくくなってくるのもまた事実。

私も新たな出会いが減っていて、むしろ過去に接点があった人たちと再会し、仲良くなるパターンの方が多いぐらいだ。

大人になるとなぜ友達ができにくくなるのか。その理由をいくつか挙げていく。

(1)相手との間に格差を感じてしまうから

大人になってから出会う人たちは、皆それぞれ自分と異なる経歴を重ねてきた。そうなると、必然的に輝かし過ぎる経歴を持つ人たちとも出会うこととなる。

幼稚園から私大の附属で大学までエスカレーター、大学卒業後も大手企業に就職。親が経営者で留学も海外旅行も当たり前、バイト経験がなく読モをしていた……といった、まるでテレビの向こう側にいるような人たちがゴロゴロといるのだ。

この例は極端であるが、自分と相手の経歴を比べてしまうことは事実。そこに格差を感じる必要は一切ないが、一瞬たじろいでしまうのも仕方がない。私も、ちょっとビビる。

(2)自分のルーツと接点がない人が多い

特に地方出身の友人から聞くのが、自分のルーツとの接点がなく、故にアイデンティティーを理解し合えず友人になれないという悩みだ。

神奈川県出身の私でさえ、東京の人たちとのルーツの違いに驚くことはあった。また、家庭環境の違いなどによる考えの相違も理由の一つになる。

類は友を呼ぶ、ということわざは間違いないのだと思えてならない。

(3)出会う機会がない

一部の人たちを除いて、社会人になると交友関係は驚くほど狭まるのだと聞く。次の日に仕事があれど、そんなことは関係ないといわんばかりに合コンや飲み会をする人は少数派。

大多数の人たちは会社と自宅を往復し、たまに友達と飲みに行ったとしても、新たな出会いには恵まれないことが多いのだ。

(4)異性として見られて「友達」になれない

モテる人特有の悩みだが、いくら自分が友達として振る舞っていても、どうしたって相手から異性として見られてしまい、結果として友人関係が終幕を迎えるというもの。

はたから聞けば羨ましいと感じてしまうが、当の本人たちからすれば非常にセンシティブな問題といえる。

大人になってからの友達の作り方

友達ができない理由はいろいろあれど、やはり友達は欲しい。その気持ちはよく分かる。では、もう行動あるのみだ。複雑に考える必要はないので、まずは以下の手段を取ってほしい。

(1)友達の友達を交えての飲み会を開いてもらう

鉄板であり、王道。普段飲みに行く友達にお願いをして、友達の友達を連れて来てもらう。そして、その会で終わりにするのではなく、新しく出会った人にお願いして、また飲み会を開いてもらうのだ。

「友達が欲しい」という旨を伝えておけば、大体の人ならその気持ちに応えてくれるだろう。そうして交友関係を広げていけば、自然と友達ができていくだろう。

(2)行きつけのお店を作る

恋人を作りたいときにも有効な手段がこれ。ショットバーやカラオケバーなど、どんな形態でもいいので、行きつけのバーを作る。

バーは店員さんと親しくなりやすいという利点がある。店員さんと仲良くなると他のお客さんとも話しやすくなる。そこから、新たに人を紹介してもらうことができるのだ。バーの次点だと、個人店のバルも〇。

(3)趣味の集まりに顔を出す

仮に友達ができても、共通の話題などがなければ、友人関係は自然消滅してしまう。なので、最初から共通の話題がある方がより良い関係を築けるのだと考えられる。

だから、趣味の集まりやサークル、SNSのコミュニティーに参加するのが最も効率的な手段だ。ちなみに私は『スター・ウォーズ』に大ハマりし、それがきっかけで友人が増えた(実話)。

▶次のページでは、「友達」という言葉の意味をおさらいしていきます。

次のページを読む

SHARE