自分の意思がない人の特徴とは。意思を持つための克服法3つ
自分の意見を言うのが苦手……。そう思って何も言わないと、周りから「この人は意思がない」と思われてしまうかもしれません。そうなった時、一体何が起きるのか。コラムニストのマドカ・ジャスミンさんが語る、「自分の意思がない人」の末路とは。
はっきり言おう。この世に自分の意思がない人間なんて存在しない。
集団から個人に重きが置かれる時代となった今、明確な意思がないことはご法度とされる風潮にある。
しかし、少し考えるだけで、私たちは日々意思を持って生きているとわかるだろう。
「あれを食べよう」「ここに行きたい」「好きな人の恋人になりたい」「転職したい」。
日々何気なく抱いては消えていくこれらでさえも、れっきとした自分の意思なのだ。
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「自分の意思がない」と言われたことがある人へ
意思がない人間なんて存在しないといったが、こう反論する人もいるだろう。
「でも、自分の意思がないから意思を持てと言われたことがある」。
「自分の意思がないことを非難された」。
だけど、安心してほしい。そして、もう一度言おう。自分の意思がない人間なんて存在しない。
ただし、こうも付け加える。
自分の意思をうまく言語化できていない場合や、あるはずの意思をないと勘違いしている人はそれなりに多い、と。
さらには、その勘違いによって「自分なんて……」と悲観的になってしまい、延々とそのループの中でもがき苦しんでいる人もいる。
こうしてみると、「意思がない」と評され、自分でもそう深く思い込むことがいかに恐ろしいかが理解できるだろう。