あなたの「人間関係に疲れた度」をチェック! 対処法も紹介
職場や学校など、集団生活をしていると人間関係に疲れたと感じることもあるはず。本記事では、あなたの「人間関係に疲れた度」をチェックできます。また、疲れやすい人の特徴や疲れた時の対処法、おすすめの本を、心理カウンセラーの高見綾さんが解説します。
人間関係はうまくいけば楽しいものですが、大変なこともあります。中には、人間関係に疲れたと感じている人も多いことでしょう。
そもそもなぜ人間関係は煩わしいと思うのでしょうか?
今回は、人間関係に疲れやすい人の共通点と、その対処法について解説します。
あなたの「人間関係に疲れた度」をチェック
あなたは人間関係に疲れていませんか? 自分では気づかないうちに疲れがたまっているかもしれません。以下の項目をチェックして人間関係に疲れていないか確認してみましょう。
1.休日は1人で過ごしたいと思う
2.職場に苦手な人がいる
3.誰かの悪口やうわさ話を耳にするともやもやする
4.SNSを見ると焦りを感じたり妬ましい気持ちになったりすることがある
5.人の何気ない言葉を深読みしてネガティブに考えることがある
6.誘いや頼まれ事を断るのは苦手
7.帰宅してから「あの時こうしておけば良かったかな」と1人反省会をすることが多い
8.都合良く使われることが多いような気がする
9.所属しているコミュニティは職場やママ友付き合いだけだ
10.「自分が我慢しておけば丸く収まる」とよく思う
0~1個当てはまった人
現在、あなたが人間関係に疲れている心配はなさそうです。
あなたは気持ちの切り替えが上手で、物事を素直に、前向きに捉えられるタイプ。他人の目を気にすることなく、自分の本音や意見を伝えられているようです。
2~4個当てはまった人
基本的には自分らしく過ごせているけれど、関わる相手次第では人間関係に疲れることもありそうです。
「苦手だな」と思う人がいたら、無理せず適度な距離を保って付き合うようにしてみましょう。疲れを引きずらないように、自分なりの気分転換方法をいくつか持っておくと安心です。
5~7個当てはまった人
あなたの「人間関係に疲れた度」は高め。周りの意向を優先して我慢したり、言いたいことを言えなかったりすることが多いようです。
疲れるとネガティブな気持ちに傾きやすいので、早めのリフレッシュを心掛けて。自分の本音を打ち明けられる人を1人でも持つと良いでしょう。
8~10個当てはまった人
あなたは人間関係にかなり疲れているようです。
人から嫌われたくない気持ちが強く、相手の顔色を伺ってしまうことも。疲れがたまらないよう、1人の穏やかな時間を確保してリラックスしましょう。
また、「自分が悪いのかな」と責める癖もあるようです。どんな時も自分を否定せず、頑張ってる自分を認めてあげてくださいね。
人間関係に疲れる理由
友人など1対1の付き合いであれば、合わない人とは付き合わなければいい話。ですが、職場や学校という集団になると話は別です。
なぜ職場や学校で人間関係に疲れたと感じるのでしょうか?
集団生活の中で我慢を強いられるから
社会的な場所では、苦手な人とでも付き合わなければならない場面がありますし、人の数が多ければ価値観のズレから揉めることも増えます。
我慢したり気を使ったりする場面が多いことからストレスを感じて、人間関係が煩わしく思えてしまうのです。
特に職場の人間関係はストレスを感じやすい
職場では、誰かの愚痴や不満を言う人が出てきて当たり前。「わたし、あの人のこと苦手だから、この仕事やりたくない。あなたやって」など、理不尽に仕事を振られるケースもあるでしょう。
加えて、私語が多くて仕事を見てくれない先輩や、気分の浮き沈みが激しい上司、やる気のない部下など、どのように接したらいいのか困る人がいることも。このように、余計にストレスを感じてしまうものです。
▶次のページでは、人間関係がうまくいかない人の特徴を紹介します。