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専門家 人間関係

「ひねくれ者」の心理とは? 上手な付き合い方

仁科友里

ひねくれていると思う人ってまわりにいませんか? 「ひねくれ者」認定される人はどういう人なのか、またそんな人との上手な付き合い方を、ライターの仁科友里さんに教えてもらいました。

こんにちは、ライターの仁科友里です。

あなたは「私ってひねくれている」と思ったことはありませんか? 反対に、周囲にいる「ひねくれ者」に困った経験はありませんか?

今日は「ひねくれ者」とはどんな人か、どんなふうに付き合っていけばいいのか、考えてみましょう。

ひねくれ者とはどんな人を指すのか。個性とのちがいは?

少数派な意見を主張すると「ひねくれている」と言われることがありますね。けれど、全員が同じ意見や視点ということもありえないでしょう。「ひねくれ」なのか「個性」なのか、その基準は2つあると思います。

1.金銭が介在しているかどうか

バラエティー番組で、あえて水を差すような発言をタレントがすることがあります。

たとえば、新婚さんの女性芸能人に「楽しいのは、最初だけだよ」と離婚経験者が語り、離婚経験者は「ひねくれてる」「ひがんでいる」と言われたりすることがありますよね。

この場合、芸能人は番組に出演してギャランティーをもらう、つまり金銭が介在していますから、本当にひねくれているのではなく、あえてひねくれた意見を言っていると見ることができるでしょう。

これは週刊誌なども一緒で、全部の雑誌もしくは著者が同じ意見では、読者の関心や購買欲をそそられません。ですから、書き手はそのあたりのバランスを配慮して、個性として「ひねくれ」を足している可能性は大いにあります。

こういう人は意図的にひねくれているわけですから、「プロフェッショナルひねくれ」です。

逆に言うと、お金をもらっているわけでもないのに、ひねくれ発言をしている人は、本当にひねくれていると言えるでしょう。

2 .ひねくれてはいけない部分をわきまえているか

物事に対してどんな感想を持ってもかまいませんが、社会人の場合、それを口に出すかどうかで、ひねくれているかどうかが決まります。

ひねくれてはいけない部分とは1「冠婚葬祭」

絶対にひねくれてはいけない場面は、冠婚葬祭です。

たとえば、あなたが同期や同僚の披露宴に招かれたとします。あなたから見て、もろもろショボいという感想を持ったとしましょう。

しかし、あなたに結婚願望があろうとなかろうと、その感想を会社の人に言うのはNGです。「すごくいい結婚式でした」「幸せそうで、よかったです」の定型で乗り切りましょう。

「ちょっと、安っぽい」などの感想は、社外の友だちに聞いてもらうか、ツイッターなどのSNSで発散してください。結婚式のような“儀式”は滞りなく行うことにも意味がありますから、個人の主観はいりません。

ですから、こういうときにケチをつけたりすると、あなたの個人的な事情は別として「結婚できないから、ひねくれている」、もしくは「ひねくれているから、結婚できない」と決めつけられてしまいます。気を付けてください。

葬儀も同様です。場合によっては会社の人やそのご親類の葬儀に出向くこともあるかもしれません。家から遠いとか、よく知らない人であるので気が向かないとか、その人にパワハラやセクハラされたなどいろいろ思うところあるでしょうが、それを口に出して言わないこと。ご遺族に完全に感情移入する必要はありませんが、亡くなった方の最期を厳粛に見送ってください。

ひねくれてはいけない部分とは2「人事異動」

もうひとつ、ひねくれてはいけないのが人事についてです。

自分が昇進できなかった、自分がやりたいと思っていた仕事をちがう人が担当することになったというように、思うようにいかない人事が発令されることもあるでしょう。

悔しいという気持ちから、こういうときに「うちの会社はこういうところがだめだ」と体制批判をしたり、「私はこの仕事に向いていない」「あの上司は見る目がない」などと、ついもらしてしまったりすると、周囲から「ひねくれている」と思われるだけでなく、「面倒くさい人」というマイナスのレッテルをはられてしまうことになりかねません

誰でも人事で一度くらいは悔しい思いをしているもの。チャンスは一度きりということはないでしょうから、気持ちを切り替えていきましょう。

ひねくれ者の特徴や、ひねくれる理由とは?

ひねくれ者とは「感じ方」よりも、「今、話してもいいかどうかを判断する力」の問題ではないでしょうか。

日常生活で「この人、ひねくれてるな」と思うのは、「相手が返答に困ることを言う人」だと思います。

たとえば、職場の女性の先輩がパステルカラーの洋服を着ていて、あなたはとても似合っていると感じました。先輩に「その色、似合っていますね」と話しかけたとき、「オバサンなのに、こんな色を着ちゃった」と言われたら、返答にとても困るでしょう。

大人になると、「こういうふうに言ったら、相手はこう返してくる」という会話のおおまかな方向性がだいたい見えるようになってきますから、相手を困らせるような「ひねくれ」は回避できるもの。

にも拘わらず、「ひねくれ」を連発してしまうとしたら、その原因は現状に満足していないから、かまってほしいのではないでしょうか?

上の例の場合、「オバサンじゃない」と否定した上で、もう一度ほめなくてはなりません。

ひねくれた返事をする理由は、さらなる「ほめられ待ち」なのではないでしょうか。

次ページ:ひねくれ者とどう付き合うべきか?

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