仕事中の間食がやめられない。お菓子食べすぎ防止策 #お仕事ハック
仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。
今回は「仕事中の間食がやめられない」という女性のお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイスします。
仕事中の間食がやめられない
私はデスクワークが多く、仕事中ついお菓子をつまんでしまいます。外出する機会があまりないこともあって、先月は体重が3kg増えてしまいました。間食をやめたいのですがなかなかやめられません。どうすればいいのでしょう?
……デスクワークの多さでは負けませんよ!!(笑)
いえ、張り合っているのではなく、だからこそわかります。机に向かう時間が長くなると、間食が多くなることを。私も仕事が詰まっている時期は、チョコ、おせんべい、ポテチ、グミなどを、ついついつまんでしまいます。
食べすぎるとてきめんに肌の調子が悪くなるので、〆切集中ウィーク直後はあまり人に会いたくないです。会うけど(笑)。
健康面に問題が出そうなら、対策あるのみ
こんなふうに、まいっか、なノリで語れるのは、お菓子をつまみすぎるのは仕事が特に忙しいときだけだから。そして「これはまずい」と危機感を覚えるほどの影響は出ずに済んでいるからです。
あなたの場合は、1カ月に3kg増。これは結構な変化ですよね。
ただ、元が痩せている人はそれくらい増えても問題ないかもしれませんし、健康でイキイキとしていられる体重って人それぞれちがうので、必ずしも3kg増が大問題ではないと思います(ふっくらしているのが似合っている人っていますよね)。
問題は、間食しすぎるのが日常になっていること。この調子でいくと毎月コンスタントに体重が増え続け、美容面で不本意な方向に進みそうですし、それ以上に健康面が心配です。
「ごほうび作戦」で仕事の効率もアップ!
というわけで、対策を提案。「この仕事終わったら、あれ食べるぞ! 」と、自分にごほうびを与える作戦がいいんじゃないでしょうか。
「今日はここまでやろう」というノルマを終えたら、デパ地下やコンビニに寄って、気になっていたスイーツなどを買って帰る。それをあらかじめ決めておくのです。
これと同じ考え方ですが、私は明日の朝食用においしいパンを買っておくと、「明日起きたらあのパンを食べられる!」と楽しみになり、その夜はスイーツへの誘惑をガマンできます。どら焼きが大好きな義妹も「わかります!」と言っていました(笑)。
結局のところ、仕事中に間食が多くなるのって、「作業に飽きた」「集中力が切れた」「口さみしい」など、なんらかのアクセントをほしがっているからだと思うのです。
でも「これを終えれば○○のプリンが!」とごほうびに想いを寄せれば、やる気が出てきますし、「○○の閉店時間30分前までに終える!」と思えば、ギアが入りスピードアップも期待できます。
なんなら、仕事の合間の休憩時間に、その店のサイトにアクセスし、おいしそうな画像を見て気持ちを高めるのも良いかと(笑)。
罪悪感を抱きながら食べるより、ごほうびとして心おきなく食べるほうが満足度も高く、楽しみがあれば毎日のハッピー度も上がります。しかも仕事への張りが出る!
仕事のハードさに応じて、ごほうびを豪華にするのもいいですね。ただし、美容と健康を考えて、量ではなく質をアップさせるのがいいかもしれません!(笑)
POINT.
・仕事中の間食も、たまにならアリでは
・日常化しつつあり危険なら、おやつは「仕事後のごほうび」に
・心おきなく食べられるほうがハッピー度も増し、仕事に張りも出る
・仕事のハードさに応じて、ごほうびを豪華にするのも良し
(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)
※この記事は2019年11月05日に公開されたものです