見返りを求めない人の考え方。「してあげたのに」をやめて恋愛上手に
誰かに何かをしてあげたとき、見返りを求めてしまうことはありませんか? 「私ばかりやってあげている」「なぜ何も返してくれないの?」と不満が募ることも。この記事ではいい人間関係を築くために、見返りを求めない人の特徴やそういう人になる方法について、恋愛コラムニストのひかりさんに解説してもらいました。
相手に何かをしてあげたときに喜んでくれないと、「せっかくやったのに!」と不満を抱くことはありませんか?
中には、相手が喜んでいないことをしているにもかかわらず、見返りを求める人もいます。
それでは、大切な人との関係を壊してしまいます。
見返りを求めない、無償の愛を抱ける人になるには、どうしたらいいのでしょうか?
目次
見返りを求めないのが、本当の愛情?
「本当の愛は無償のもの」だと言われますが、どういう意味なのでしょうか?
それは、逆のことを考えてみればわかります。
見返りを求めて相手に何かをする人は、自分のためにやっていることも多いので、相手に愛情を注いでいるようで、実は“自己愛”を抱いているだけなのです。
では、見返りを求めない人は、どうして無償の行為ができるのか? というと、自分の内側からあふれ出る愛情があるから、自然と相手が喜んでくれることをしたくなるんですよね。
その結果、相手が喜ばなかった場合は、「どうして喜んでくれないの?」ではなく、「相手にとっては、喜ぶような行為じゃなかったんだ。喜ぶものだと勘ちがいしちゃったな。次はもっと喜ばせよう」と思うものなのです。
「相手の幸せを考えること」こそが、愛情です。
相手が喜ばないことをして、「ひどい! なんで喜んでくれないの? せっかく私がやってあげたのに!」なんていう人の抱いているものが愛情ではないことは、これでわかりますよね。