先輩女性に聞いた「結婚前後で貯金額に変化はあった?」
結婚に向けて、コツコツ貯金をしている方も多いと思います。
結婚式、新婚旅行、新生活、子育て……。結婚後は何かとお金がかかります。結婚前後で女性たちの貯金額はどう変化するのでしょうか? 今回は結婚が決まってから、結婚するまでに貯金額に変化(増減)があったかを30代から40代の働く女性に調査。増加派、減少派にわけてその理由もご紹介します。
<増加>節約するようになった
・「増えた。遊びや買物をおさえたから」(40歳以上/その他)
・「増えた。節約するようにしたから」(36歳/その他)
結婚が決まることで節約を意識したり、家計の管理をするようになってお金にシビアになったりするようです。自分の欲しいものや遊びを我慢して新生活に向けて貯蓄を増やす人が多いようですね。
<増加>結婚式のため
・「グアムで結婚式が決まっていたので100万目標に貯めた」(40歳以上/電力・ガス・石油)
・「結婚式のために貯めた」(40歳以上/建設・土木)
やはり、一番お金がかかるのは結婚式! これまで自分の貯金があった人も、結婚式に向けて新たに貯蓄を増やすケースも。理想の式をするためにはやはりお金が必要です。
<増加>新婚旅行のため
・「ハワイに新婚旅行に行きたかったので、貯金を増やしました」(40歳以上/その他)
・「新婚旅行で遊びたかった」(40歳以上/医療・福祉)
結婚生活の大切な思い出になるであろう新婚旅行。せっかくですから悔いの残らないものにしたいですよね。フライトをビジネスクラスにしたり、高級ホテルに泊まったり、素敵なハネムーンのために貯金するという意見も多数。
<増加>新生活に向けて
・「増やした。何かと物入りを予想したし、先行きが不安になるのは嫌だったので、気休め程度とて、貯金額が増えれば心の安定となるから。結婚は『愛』ではない『金』ですぞ!」(40歳以上/学校・教育関連)
・「増えた。結婚、その後の生活に必要と思ったから」(40歳以上/学校・教育関連)
引っ越しをしたり、家具や家電をそろえたり、新生活にはお金がかかります。そうした先のことを見越して貯金額を増やすというパターンも。たしかに、何かあったときのために貯金があれば安心できますよね。
<減少>結婚式をしたから
・「結婚式費用で減った」(35歳/学校・教育関連)
・「結婚式に使ったので、貯金は少し減った」(39歳/その他)
やはり重くのしかかってくる結婚式の費用。いくらお金を貯めていたとしても、ドレス、引き出物、会場装飾などなど、いろいろ追加でお金が発生してしまうケースもあります。そうした場合、やはり貯金が減ってしまいますよね。
<減少>新生活準備にお金がかかったから
・「少し減った。新生活を送るにあたって、食器やキッチン用品、時計などの小物類は私好みにしたかったので、私の貯金から出しました」
・「新生活に向けての家財一式を購入したりしたので貯金額は減りました」(38歳/電力・ガス・石油)
もともと一人暮らしをしていたとしても、ふたりで暮らすために家具や家電などを買いなおすカップルも多いようです。さらに二人分の食器や小物など、こまごまとした生活品も買わないといけません。そうした新生活準備で貯金が減る場合があるので、想定しておきましょう。
<減少>番外編
・「減った、仕事をやめたから」(40歳以上/学校・教育関連)
・「旦那の借金を清算したのでなくなった」(39歳/通信)
結婚をきっかけに、仕事を辞めた人も。また、旦那さんに浪費癖や借金があり、そのために自分の貯蓄が減ってしまったという方も……。できれば結婚が決まる前にきちんと清算しておきたいですね。しっかり計画を立てたほうがよさそうです。
まとめ
結婚前後の貯蓄額、増減はなかったと答えた人も多数。式自体をしなかったり、もともと貯金があったり、結婚資金はほぼ旦那と実家の親が出してくれたという羨ましい人も。結婚前後の貯蓄額は、人によってかなり差があるようです。新生活に向けてきちんとした計画と節約は必要ですね。どういう面でお金がかかるのか、必要になるお金など、参考にしてみてもいいかもしれません。
※画像はイメージです
(松葉暁)
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年6月10日~6月12日
調査人数:279人(34~44歳の働く既婚女性)
※この記事は2019年08月22日に公開されたものです