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専門家 デート・カップル

「プレッシャー世代」って? ”氷河期”と”ゆとり”のはざま世代の特徴と恋愛傾向

凛音(りんね)

「氷河期は就職難で本当に大変で」「ゆとりはこれだからってすぐ言われる」……そんな特徴的なふたつの世代にはさまれた『プレッシャー世代』をご存知ですか? 82年~87年生まれの彼らは、いま30代半ば~アラフォー目前。<バブル><氷河期><ゆとり><さとり>世代に埋もれがち、でも実はけっこう優秀で見どころのある<プレッシャー世代>について、コラムニストの凛音さんが、わかりやすく解説します。

「ジェネレーションギャップ」という言葉がありますが、世代によって価値観のちがいを感じる瞬間があります。

価値観の形成には、性格や家庭環境だけでなく、その時代の世相も影響します。やはりその世代によって、考え方は異なってくるのは当然といえるでしょう。

ときに世代は、「バブル世代」「ゆとり世代」「さとり世代」などと、特徴を表す名前で呼ばれますが、その中でも「プレッシャー世代」という世代名はご存じですか?

1982年~1987年に生まれた世代を呼ぶのですが、なぜ「プレッシャー」なのでしょうか?

今回は「プレッシャー世代」の特徴とその恋愛傾向を見てみましょう。

そもそも「プレッシャー世代」ってどの世代?

プレッシャー世代
「プレッシャー世代」とは、前述したように1982年~1987年に生まれた人たちを指す世代名。

就職氷河期まっただなかだった1970年~1982年生まれの「氷河期世代」と、全週休二日制になって円周率を3で表すなど大きな教育変革が行われた1987年~1996年生まれの「ゆとり世代」との間にはさまれた世代です。

年齢でいうと、今年、2019年時点では32~37歳の人たちのこと。そろそろアラフォーへと差しかかってくる年代ですね。

なぜ「プレッシャー」といわれるの?

プレッシャー世代
「プレッシャー世代」が子どものころは、ちょうどバブルがはじけて、日本は“戦後最大級の不況”といわれるほどの経済状況の悪い時代。

大手企業がバタバタと倒産し、リストラされた失業者や大きな借金を背負った経営者が増えて、世の中全体に経済的な不安が高まった時期です。

また阪神淡路大震災やアメリカの同時多発テロなど、それまでに経験したことのない規模や被害の大きな天災や事件が多発し始めました。

そして大きな変革として、テレビゲームやPHS、携帯電話などが次々に登場し、コミュニケーションツールがスピーディーに変化。新しい物にどんどん対応しなければならず、時代のスピードが急激に上がった時代ともいえるでしょう。

そんな時世の流れが大きく変わり、混とんとした時代を耐え生きぬいてきた世代、という意味で「プレッシャー世代」と呼ばれています

変化のスピードとしては、今もなお上がり続けていますが「プレッシャー世代」はそんなプレッシャーにも打ち勝って対応できる強さを持っていると言えるでしょう。

「プレッシャー世代」の特徴とは?

では、プレッシャー世代にはどんな特徴があるのでしょうか。

現実主義者

プレッシャー世代
バブルがはじけ、物心ついたときから不況の中を生きてきた「プレッシャー世代」は、現実の厳しさを体感しています

バブル期のように、夢を見て浮かれてばかりいると、後でしっぺ返しをくらうということをよく知っているので、堅実に生きることを是としているのです。

ただ、「氷河期世代」のように、やりたくても実現できなくて苦しんだ世代よりは少し気持ちがゆるくなってきているので、現実をよく見て着実な道を歩もうと考えています

節約家

プレッシャー世代
現実主義なので、お金も無駄遣いしません。欲しいものだけ買い、何かあったときのために貯金もしっかりします

投資は余ったお金で、しかも堅実なものだけ。ただし、時代の変化に根性で対応できるので、新しい投資メニューはしっかりチェックしています。

納得したものにだけお金を使うので、借金のリスクは低い世代といえるでしょう。

無理をしない

プレッシャー世代
無理を努力と評価する「バブル世代」、無理をしないと渡っていけなかった「氷河期世代」とはちがい、「プレッシャー世代」は理不尽な無理をしません

バブルがはじけ、大手企業さえもが倒産していく姿を見ているだけに、無理をしても頂点に立ち続けられるわけではないことを知っているので、現状のベストを目指そうとします。

まさに、先日話題になったドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)の主人公も、この世代。仕事も子育ても、恋愛も無理をせず、自分のペースで着実に効率よくこなしたい、と思っています

ここぞというときのプレッシャーに強い

プレッシャー世代
大きな事件や天災を目にしているだけに、意図しないタイミングに大変なことが起こることがある、ということをなんとなく悟っています。

“今が踏ん張りどきだ”と覚悟したときのパワーはかなり強め。重めのプレッシャーも、はねのけられる力を持っています。

「プレッシャー世代」の恋愛面の特徴3つ

そんな「プレッシャー世代」ですが、恋愛面ではどんな特徴があるのでしょうか。

ガツガツしない

プレッシャー世代
「プレッシャー世代」は子どものころからゲームや携帯などのコミュニケーションツールを使っていたこともあり、ひとり遊びが得意。

自分だけである程度の遊びは完結できるので、複数の恋愛にどっぷりはまったり、色恋にうつつを抜かしたりすることにあまり強い興味を持っていません。

恋愛は「できればいい」、くらいに考える傾向があるので、男女で集まる機会があってもガツガツしてこないことが多いでしょう。

むしろ恋愛にガツガツすることを「恥ずかしい」と思う感覚があるので、本当は気になっていても外見に出ないように振る舞ったりします。

つき合うなら結婚を前提につき合いたい

プレッシャー世代
そもそも恋愛に積極的ではない「プレッシャー世代」は、ドキドキ・ハラハラの恋愛を楽しむよりも、“早く安定した関係になりたい”と思う傾向があります。

その分、結婚相手として「ちがう」と感じたら見切りをつけるのが早く、逆に「この人!」という人がいれば結婚へと着実に段階を進めていくでしょう。

お金は身になる体験に使いたい

プレッシャー世代
堅実な「プレッシャー世代」は、時代や年齢によって使えなくなる物やいっときの宴にお金をかけるよりも、体験に費やしたいと考えています

たとえば結婚で考えると、結婚式は身内だけ、もしくは写真撮影のみで安価に済ませ、新婚旅行に時間とお金を使おうとする傾向があります。

誕生日も、カップルで物を贈り合うよりは、旅行などで2人の時間を作って、思い出を作るほうに重きを置きたくなるはず。

「バブル世代」の親が、使えなくなったブランド品をため込んでいる様子などを見ているため、“どんなに高価な物もいつかは価値がなくなる”ということを知っているのです。

時代背景を知ってジェネレーションギャップも前向きにとらえる

プレッシャー世代
ここまで「プレッシャー世代」について解説してきましたが、世代で共通する価値観があるものの、すべてがその傾向に当てはまるわけではありません。

ちょうど世代の境目あたりだと、どちらの傾向も持ち合わせていますし、大人が多い環境など、自分の世代と異なる人の中で育つと、またちがう価値観が混ざり合います。

「ゆとりだから仕方ないよね」「氷河期世代だから必死だよね」など、世代で決めつけて話すのもナンセンス。今の時代、ハラスメントとして受け止められる可能性もあります。

ただ、「この世代はこんな時代に生きた人なのだ」ということを参考として知っておくと、ジェネレーションギャップを感じても言動の根底を想像できるはず。

まずは「興味深いなぁ」と前向きにとらえると、ストレスになりにくいですよ。

(凛音)
※画像はイメージです。

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