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専門家 生活

生き辛い。「自己否定」してしまう人の特徴と克服方法

さくら(精神科医)

「どうせ自分なんて」「どうせ何をしたって」そんなふうに自分を否定していませんか? この記事では、自己否定してしまう人の特徴と原因、克服方法を、自身も自己否定感に悩んだ経験のある精神科医さくらさんが解説します。

はじめまして。精神科医のさくらです。

私は自身のネガティブな経験と精神科医としての知識を活かし、病気の有無に関わらず、誰もが今より少しでも生きやすいヒントを手にしてほしいと願って、Twitter・ブログでの情報発信をしています。

「どうせ私なんか……」
「どうせ何をしたって……」

このような自己を否定するような言葉を耳にすることはありませんか?

もしくは、あなた自身がよく口にしてしまっていませんか?

幸せに生きるためのベースとなるのは、勉強をすることでも、キレイに着飾ることでも、高収入を得ることでもなく「自分を肯定的にとらえ、自分に思いやりを持つこと」です。

かつて自分を否定しがちだった自分自身を思い出しながら「自己否定」について解説します。

自己否定してしまう人の5つの特徴

まず、自己否定してしまう人にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.自信がない、先行きへの不安が強い

「どうせ私にはできない」
「この先にはきっと困難が待ち受けている」

などと考えがちで、自分に自信を持てず、未来への不安が大きいです。そのため、新しいことへの挑戦や、困難な状況に立ち向かうことが難しくなります。

2.人と比べる、他者基準の生き方

「Aさんは交友関係が広い。それに比べて私は……」
「同期のBさんはすでに上司に認められているのに私は……」

などと考え、他者と自分を比べて劣等感を抱きます。他人軸で生きているため、自己評価は他者に依存して不安定になりがちです。

3.人に合わせていないと不安

「みんながそう言うなら私もそうしよう」
「私はこう思うけれど、主張するのが怖い」

などと考え、自分より周囲の人の意向を優先します。自分の考えで行動して失敗が起こらないか、他者から悪い評価を受けないか不安で、周囲に合わせがちです。

4.否定的なモノの見方

「あんなことを言うなんて、Cさんは性格が悪い」
「電車の遅延で遅刻。今日は最悪な日」

などと考え、自分自身だけでなく、他者や、身の回りの出来事、かけられた言葉、何事も否定的に受け止める傾向があります。

5.人間関係の困難さ

「Dさんはほかの人と話すときと私と話すときで態度がちがう。バカにされている」
「Eさんの言葉にはトゲがある。嫌われている」

など、他者のささいな表情、言葉、態度を否定性の強いメッセージとして受け止める傾向があり、対人関係が不安定になりがちです。

次ページ:自己を否定してしまう4つの理由

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