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優柔不断な男性にイライラするあなたへ。彼の背中を押す方法

内藤みか(作家・イケメン評論家)

ベストなタイミングはいつ?

優柔不断な彼
それでは彼らの言う「ベストなタイミング」とは、どんなときなのでしょう。

実は、「彼女の誕生日」にプロポーズをする人が多いのです。バースデーにはもともと、プレゼントなど、彼女が喜びそうなものを用意しているもの。それにさらにサプライズで彼女をもっと幸せにするために、プロポーズを用意するのです。

ただでさえ喜んでくれる彼女にさらにおいうちをかけ、感激で涙してくれたら、彼は大満足し、結婚を決意してよかった、と思うはず。「自分はひとりの女性をこんなにも幸せにできる男なのだ」という誇りこそが、男を燃えさせるのです。

このドラマティックなシーンが心にあるからこそ、この先のさまざまな手続きにも立ち向かえる気になれるのでしょう。

バースデーにプロポーズしてくれない彼の心理

優柔不断な彼
「でも私の彼は、バースデーの時にプロポーズをしてくれなかった……」とため息をつく女性も少なくないでしょう。それはもしかしたら彼なりのタイミングではなかったのかもしれません。

何人かの男性は「彼女が30歳になったから」などと、年齢に区切りがつくころに決断をします。人によっては「彼女が30になる前に」と、29歳の時にプロポーズをすることも多いもの。

ここで先ほどの、プロポーズ待ちのK美さんの話に戻りますが、彼女もバースデー・プロポーズをしてもらえないひとりでした。でもその原因は彼女にもある、と私は思います。

K美さんは「私たちってこれからどうなるの?」と彼に何度もたずねたり、「友だちのなかで結婚してないの私だけなんだよ」と訴えてみたりと、彼にプレッシャーをかけていたのです。

いつまで待てば、プロポーズしてくれるの?


優柔不断な彼は、いったいいつになったら告白やプロポーズをしてくれるのでしょう。

答えは簡単で、「いったいいつになったら」というその考えそのものを消し去ることなのです。このワードには、煮えきらない彼への恨み節が詰まっています。たとえ彼に直接なげかけなくても、心の中でそう思っているということはなんとなく彼に伝わってしまうもの。

なかなか決断してくれない彼にジリジリする日々を送っていると、彼をチクチク責めるような態度をしていたり、友だちの結婚ネタを持ち出したりと、自分では気づかないうちに、“結婚してして”アピールが強くなってしまいがち。そうすると彼としては、あなたに迫られて結婚するかのように感じてしまい、かえってプロポーズする気が失せてしまうのです。

「一緒にいると楽しいね!」が、最高の“背中押し”ワード

K美さんはそこに気づき、「こんなに待っているのに……」と彼へネガティブな気持ちを抱くことを一切やめました。

待ってばかりいる自分をやめたら、目の前には自由な世界が広がっていたのです。

K美さんは前から興味があった習いごとをはじめたり、女友だちと飲みに行ったりと、いきいきと活動しはじめました。動いてみて初めて、くよくよすることに今までどれだけ時間を消費してしまったのか気づいたのです。

そして思いがけないうれしいことが起きました。楽しそうに出歩くようになったK美さんが気になるのか、彼のほうからひんぱんに連絡が来るようになったのです。

他にも行く場所ができたK美さんは、彼とのデートも心から楽しめるようになりました。「やっぱりあなたといる時がいちばん楽しい!」と自然とそんな言葉が口をつき、幸せそうなほほえみが浮かびます。そうしたら彼のほうから「ずっと一緒にいようか」とプロポーズしてくれたのです。

彼を優柔不断にしているのは、あなた自身の態度かも

告白やプロポーズを待っている女性は、もしかしたら悲しそうな、うらめしそうな目つきで彼を見てしまっているのかもしれません。彼をますます優柔不断にしているのは、もしかしたらそうした態度なのかもしれないのです。

男性はそういう顔をされると、非難されているようで逃げ腰になってしまうもの。せっかく大好きな彼を前にしているのだから、うれしそうな笑顔で、彼との時間を思いきり楽しんでみましょう。そうすればあっけないほど簡単に、幸せがい込んでくるのかもしれません。

(内藤みか)

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※この記事は2019年05月23日に公開されたものです

内藤みか(作家・イケメン評論家)

作家。慶應義塾文学部卒(通信課程)。著書80冊以上。大学時代に官能小説でデビューし、ケータイ小説で話題に。その後電子媒体を中心に活動。原作&脚本の舞台「男おいらん」が再演を繰り返し、脚本参加のラジオドラマ「婚活バスは、ふるさとへ」(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞など脚本でも活動。複業のイケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。著書に「イケメンと恋ができる38のルール」(ベストセラーズ)「美男子のお値段」(角川学芸出版)「男はときどき買えばいい」(マガジンハウス)「いじわるペニス」(新潮社)など。

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