お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

人の幸せを喜べないのは当たり前? 友達関係や恋愛で嫉妬する心理と対処法

秋カヲリ

人の幸せを素直に喜べない時の対処法

それでは、どうしたら友達や恋人、周囲の人の幸せを喜べるようになるのでしょうか? シンプルな解決法を5つご紹介します。

(1)今のままの自分を肯定する

人の幸せを喜べない人は、他人と自分を比較して「今の自分」を否定し、自信を失っています。今の自分を肯定するためには、自尊心を持つべき。

今のままの自分を認めるのです。

「でも、あの子のほうが自分より優れているから、自信なんて持てないよ」と思うかもしれませんが、それは他人の長所や成功にばかり目を向けているから。

他人から見れば、あなたにもたくさんの長所や魅力がありますし、相手の成功の陰にはたくさんの失敗や努力があるものです。

自分と他人の間には、思っているほどの差はないと知りましょう。

(2)「本当に必要なものは何か」を立ち止まって考える

恋人がほしい、ブランド物のバッグがほしい、人生を捧げる仕事がほしいと次々に新しいものを求める人は、それらを手に入れても満足しません。

それは、「本当に自分がほしいものが何か」が自分でもわかっていないから。

やみくもに走り出す前に、「これって本当に必要?」と自分に問いかけましょう。

さっきまで羨ましかった人の幸せも、自分にとっては必要がないものかもしれません。

(3)人生を劇的に変えるものはないと知る

友達が結婚すれば「私も結婚すれば幸せになれるはず」と思い、同僚が仕事で成功すれば「私も仕事で認められれば幸せになれるはず」と思う人は、物事に対して過度に期待をしています。

実際には、何かひとつだけで人生が劇的に変わることはありません。

期待しすぎると、うまくいっても「あれ、こんなはずじゃなかったのに」と落胆して、いつまでも満足できず、人を羨む気持ちは消えません。

そんな魔法はないと心得ておきましょう。

(4)選択を間違えても焦らない

がんばって取り組んだものの、目標達成したときに幸福を感じないこともあります。

そこで「どうして幸せを感じられないんだろう」「どうしたらいいんだろう」と焦ってしまうと、不幸のループに陥ります。

人の幸せそうな笑顔を見ると、「私は幸せになれなかったのに」と妬ましく思うこともあるでしょう。

思ったような結果に結びつかなくても、焦らないことが大切。

焦りはさらなる過ちを生み、いつまでも幸せを追い求めるようになってしまいます。

「ほしいものがこれじゃないとわかってよかった」とポジティブに捉えましょう。

(5)他人ではなく過去の自分と比較する

どうしても他人と比べてしまう人は、他人ではなく過去の自分と比べる癖をつけましょう。

過去の自分と比較すれば、今の自分は何かしら成長しています。

嫉妬の気持ちを抱くことも減るでしょう。

そして、「ちょっとずつ前進しているんだ」という自信も持てるので、幸せを感じやすくなり、人の幸せも喜べる体質になっていくはずです。

今のままの自分を愛せば人の幸せは喜べる

年齢を重ねるにつれて「人の幸せが喜べない」と悩むシーンが増えていきます。

特に、仕事や恋愛などで多感な時期を迎える年齢では、そんな悩みに直面し、自分を責めがちです。

人の幸せを喜べない感情はだれしも抱くもの。

自分を責めず、どうしてこうした心理になるのかを理解して、対策を打つことが大切です。

紹介した解決法を試して、少しずつ今の自分に満足できるように心を整えましょう。

(秋カヲリ)

【相性占い】気になるあの人との今日の相性は?

あなたと気になるあの人の相性はどのくらい?

12星座を用いて、今日の恋愛相性を5段階評価で占います。

毎日相性占いはこちら

※画像はイメージです

※この記事は2019年04月29日に公開されたものです

秋カヲリ (心理カウンセラー)

心理カウンセラー・文筆家・動画クリエイター取材メディア「スター研究所」編集長。
1990年生まれ、都内在住。広告、取材、コラムまで多数執筆。
ベビーシッターを活用してバリバリ働く一児の母。

Webサイト:https://hagitaro1010.wixsite.com/writer
Twitter:https://twitter.com/hagiwriter
note:https://note.mu/hagitaro1010

この著者の記事一覧 

SHARE