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彼女との旅行中、ケンカしたことある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛事情を、社会人男性のみなさんに2択アンケート調査。恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析し、悩める女性を救います!

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「旅行デート」にまつわるアンケート。

旅行デートでケンカに発展したことがあるカップルは何割?

「え~、目的地までそんなに時間かかるの?」
「ここまで来て店が休みって……それって完全にリサーチ不足じゃない?」

いくら仲よしカップルでも、旅行や長距離のドライブともなれば“ケンカのタネ”は生まれてくるもの。

また、2人で一緒の部屋に泊まるということは、当然相手の生活習慣だって見えてくる! 「こんな人だったの?」と相手の癖や欠点が目についてイライラすることも……。

しまいには
「正直もう彼とは旅行に行きたくない」
「長距離とか無理!」
「女友だちと行ったほうが楽しかった」
……な~んてことになったら最悪だよね。

もうすぐゴールデンウィーク! 旅行を計画しているカップルも多いことでしょう。

そこで今回は、こんなことを聞いてみたよ!

Q. 彼女との旅行中、どちらか一方が怒ったり、ケンカになったりしたことがありますか?

はい:37.0%
いいえ:63.0%
※有効回答数177件

よかった、よかった~! 半数以上は旅行中にケンカに発展したことはないみたい。

でも、ケンカしたカップルにはそれなりの理由があるだろうし、逆にケンカしないカップルは何か気をつけていることがあるかもしれないね。

せっかくの旅行で彼とケンカにならないよう、読み進めてみてね。

「彼女との旅行中、ケンカになったことがある」派の男性心理

旅行プランで揉めた

・「時間の使い方に納得がいかなかった」(37歳/金融・証券/営業職)

・「相手が主体で計画して、こちらの意見はあまり取り入れなかったところ、行き詰まったら、調べて計画してと、急にこちらに振ってきた」(38歳/情報・IT/クリエイティブ職)

私の知り合いの男性が、有名な神社へお参り旅行デートに行ったら、急に彼女が「宗教上の都合で参拝できない」と言ってきて揉めたらしいけど、それならそうと最初に言ってほしいよね! 旅のメインはその神社なのに(笑)。

カップルが旅行で揉めるきっかけは、その行程……「行きたい場所のチョイスが合わない」「お互いの旅行の目的がちがう」とかだろうね。

彼が考えたプランに異議を申し立てるなら早めに言わないとダメよね。あとから言うのはケチをつけるのと同じになるから……。どうしてそこに行きたくないのか、ほかに行きたいところがあるのか、その理由をきちんと伝えておかなきゃ!

逆に自分が旅行のプランを決めるなら、最後まで責任を持たないと! 私なら「桃子トラベル」として行程表を作っちゃうね(笑)。

彼氏に「ここはどう思う?」「移動時間に問題ないかな」など相談しながら組み立てるのはアリでも、「やっぱ無理っ!」「面倒くさい」って途中でぶん投げるのは大人としてナシでしょ。

好みや価値観のちがいが生じた

・「車の中で音楽を聴いていたら、嫌いなアーティストで喧嘩した」(37歳/その他/販売職・サービス系)

・「お土産に何を買うかで揉めた。コスト面を考えない高価なものを買おうと言い出したから」(28歳/商社・卸/事務系専門職)

あらら。車内で聞く音楽、買うお土産で揉めた……。ほんの些細なことなんだけど、それが大きな揉めごとに発展することも。

旅行に限らず、男女が交際するなら、自分のこだわりや価値観にとらわれていると絶対に長続きしないよね。

そもそも育った環境や背景がちがう他人同士なんだからさ、すべての価値観が合致することのほうが奇跡でしょ。考え方や好みの相違はあって当たり前だからこそ、相手の価値観を認め合うことが必要になってくるよね。

数時間のデートとはちがって、旅行をすれば互いの価値観が浮き彫りになるもの。そこで譲歩しあえるかが大切です。

「彼女との旅行中、ケンカになったことがない」派の男性心理

ケンカしないように気をつけている

・「旅行先で関係が悪くなったら気まずいので、そうならないように気をつけているから」(27歳/不動産/営業職)

・「そのタイミングで揉めると大変なので、慎重になっているから」(35歳/医療・福祉/事務系専門職)

ほんとほんと! 何時間も気まずい状態で過ごすなんて、もったいないことよ。

楽しみにしていた旅行が台なしにならないよう、“ケンカしないように気をつける”のはいいことだね。男女がケンカに発展すると、余計なことまで口走っちゃうからね~。

頭に血がのぼった状態で意見すると、本当は言いたくなかったことや、言わなくてよかったことまで言ってしまい、無駄に傷つけ合ってしまうことも。

しかも、もともとのケンカの原因から脱線してほかのことでやりあっていたら、問題も解決できなくなっちゃうよ。

「あ、言い合いになりそう」「危険かも……」と思ったら、いったん深呼吸して気持ちを落ち着かせるのも手。ちゃんと相手と向き合うことは大事だけど、勢いに任せてはいけないよね。

どちらかが妥協する、謝る

・「自分がすぐに引くからケンカにならない」(37歳/その他/事務系専門職)

・「すぐに互いに謝ることができるから」(30歳/機械・精密機器/技術職)

以前「彼女とケンカしたら自分から謝る?」を男性陣にリサーチしたら「自分から謝る」派が多かったんだけど、男性は女性に対して寛容な傾向があるんだね。

だからこそ「ごめんね」と自分からケンカを終わらせてくれる彼には感謝すべきだよね。小さな火種が燃え広がり大きな火事にならないよう、早めに消火活動してくれているんだから……。

もし、彼に落ち度があって何か不満があるのなら、自分の言い分をちゃんと聞いてもらうためにも謝ることは大切だよ。「さっきは言いすぎちゃって、私こそごめんね」って……。

「ケンカするほど仲がいい」というけど、ケンカは仲直りすることに意味があるんだよ。

恋の教訓:旅行は 「2人の愛」が試されているんだよ!

旅行は2人の愛が試されているといっても過言ではないよ。

道中には、アクシデントやトラブルはつきもの。なんでも自分の描いた通りに物事が運ぶとは限らない。

天気の急変や渋滞で、目的地やルートを変えなくてはならないかもしれない。交通機関の乗り換えがうまくいかず時間が狂ってしまうかもしれない。予約した旅館や食事が写真とまるでちがってイマイチかもしれない。

……そういう“残念な出来事”が起こるかもしれないよね。

そんなときに愛が試されるの。

「柔軟な気持ちで対処できるかどうか」
「怒りをぶつけず、相手を思いやった行動ができるかどうか」

計画通りに物事が進まないときほど、人間は本性が出るもの!

大変な状況下こそ、ギブ・アンド・テイクが大切でしょ。お互いを思いやることから愛は深まるよね。

旅行デートで、あなたと彼が素敵な思い出を作れますよーに!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月19日~2月20日
調査人数:177人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年04月17日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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