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自分に自信がない人の特徴と原因。自己肯定感を上げる方法とは

小日向るり子

自信のなさを改善するためのおすすめな方法

自信をつけるということは、ドラスティックな変化を必要とするものではなく、少しだけ考え方の枠を広げたり、他人を許したり、物事を別の側面から見るということだと理解していただけたと思います。

では、そのためには日々どのようなことを心がけて生活したらよいでしょうか?

(1)心の中に特技を持つ

ここでのポイントは、「心の中に」ということです。つまり、「料理が得意」「ダンスがうまい」といったような特技ではなく「約束は絶対に守る」「人を裏切らない」といった自分の心の内側で誇れるものを持つということ。

形である特技や強みはなくとも、心に美学を持つことが、生きる自信につながっていきます。

(2)考える前に行動する

ナポレオン・ヒルの言葉で「思考は現実化する」という有名な言葉があります。

これは、思考が現実を引き寄せるという意味ですが、自分に自信がない人にとってはハードルが高いやり方ですので、逆がおすすめ。

人間は、割りばしを口に挟み口角を上げてマンガを読むと、そのマンガをおもしろいと感じ、姿勢をよくすると自信がついたように感じます。

つまり、行動を変えることによって、思考は簡単に変わります。

考える前に行動! 行動がマインド(自信)を引き寄せていきます。

(3)自分を褒める

「気力」「雰囲気」「気合い」といった言葉があるように、「気」はとても心に影響します。

自分の口から出る言葉は「気」の最たるもの。

ポジティブな言葉で自分を覆って、いい気を作りましょう。

「仕事をがんばった自分はすごい」「電車で席を譲った自分は素晴らしい」「喧嘩していた彼氏にごめんねと言えた自分はえらい」など、とにかく1日最低1回は自分を褒める癖をつけてみてください。

(4)小さな成功体験を重ねる

成功した体験を積み重ねていくことでも、自信をつけることができます。

ポイントはすぐに達成できそうなことを目標とすること。あまりに難しい内容だと成功する前に諦めてしまう可能性があります。

ほんのささいなことで良いので、成功体験を重ねていくことでだんだんと自分に自信がついてくるでしょう。

次ページ:自信のなさは自己肯定感を上げることで克服できる

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