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社内恋愛の注意点。成功率を上げるアプローチ方法

小柳津林太郎

社内恋愛。

これは、仮に禁止している会社があったとしても、必ず発生しうる事象ですよね。同一の組織で、同じベクトルを向いて仕事を共にする過程において、男女の恋が生まれるのは必然です。

僕がいた会社では、むしろ社内恋愛を奨励している空気があります(厳密に言語化して推進しているわけではないですが……)。

ちなみに個人的には、社内恋愛はしない派でした。距離が近すぎるゆえに、面倒かもしれないと思うこともあり。とはいえ短命でしたが、一度ぐらいは経験あります(笑)。

ありかなしかは、将来結婚しうる可能性がある相手とならば、社内恋愛は断然OKだと思います。むしろ、結婚を前提にと考えると、一番効率・効果の高い出会いの手段かもしれません。

同じベクトルを向いて、助け合っていく先輩、後輩、同僚という存在は、すでにある一定の価値観が共有できているわけです。

男性視点で考えても、仕事が忙しくて、時に余裕がなくなってしまったり、連日の会食で家に帰る時間が遅くなってしまう姿を見せたりしたとしても、きっと理解してくれるだろう(ある一定までは……)という意味での安心感があります。

やりすぎは、社内恋愛だとしても、よほどの理解がないとうまくいかないと思います(笑)。

社内恋愛の難しさ

さて、社内恋愛の難しさとはなんでしょうか?

まず、付き合っていることを隠すか隠さないか問題。

たいてい、最初は隠しがちだと思いますが、帰宅時に2人で歩いている姿を目撃された、休日に六本木ヒルズのTOHOシネマズで一緒に映画デートをしているところを目撃された、都内の高級ホテルのレストランで一緒にご飯を食べているところを目撃された、など先に他人に目撃された場合、翌日には社内に情報が行き渡るわけです。

そこでどう対応するかによって、パートナーに嫌な思いをさせてしまったり、ストレスが生じてしまい、うまくいくものもうまくいかなくなったりする場合があります。

以上の観点で考えると、パートナーと同意の上で、ある一定期間が経てば、信頼できる同僚から先に堂々と共有したほうがストレスリスクは低いと思います。

たとえば、これはわかりやすいケースですが、男性が会社の出世株の中堅社員で、女性が新入社員の場合、女性側からしたら、付き合うこと自体が相当なプレッシャーになるわけです。

「あの○○さんとお付き合いしている新人の子って……」というような噂が広まりますよね。

当然、男女共に気にしない性格が一番理想ですが、そこらへんの口コミから派生するプレッシャーとストレスが社内恋愛の難易度を高める壁になるのです。

僕のおすすめは、男女ともに言えることですが、本気でお付き合いをしているのであれば、お互い合意の元、社長、ないし、重役に報告するのが早いと思います。

お上のお墨付きはどの時代においても、強いわけです(笑)。

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