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情けない男性の特徴と情けない男性のことを好きになる理由

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

情けない男性はモテる? 情けない男性を好きになる心理

では、こんな情けない男性ばかりを好きになってしまう女性には、どんな特徴があるのでしょうか?

(1)「自分が変えてあげたい」と思ってしまう

情けない男性を見ると、「いいところがあるのにもったいない」と関心を引かれる女性がいます。

何度も接していくうちに、「私がこの人の良さを引き出してあげよう」という気持ちになり、彼を変えることができると思うのですね。

でも、それはいわゆる女性側の自己満足であり、男性の意思を無視した行動で逆に苦しめてしまうと、自分を変えようとする態度に抵抗を覚える男性から拒絶されることも。

結局、「何を言っても心を開いてくれなかった」と、あとでがっかりする終わりになるでしょう。

(2)尽くすことに満足する

情けない男性に母性本能をくすぐられる、という女性は珍しくありません。

それは、「私がいないとこの人はダメになる」など、自分を必要とされたい気持ちがあるからです。

あれこれと尽くして喜ばれることに幸せを感じますが、反対に男性のほうは「何も言わなくても動いてくれる」ことで関係を良くする努力を忘れてしまいます。

愛情にあぐらをかける女性の存在は、最初はありがたいと思っても、そのうち要求することが当然となり、いつしか女性の側ばかり負担が大きくなることを避けられません。

対等に愛情のやり取りができないので、女性が疲れることの多い恋愛になります。

(3)たまに見える男らしさに惹かれる

情けない男性であっても、たまには男らしい一面を見せてくれるときがあります。

たとえば、デートでいつも女性が車を出しているときなど、「今日は俺が運転するよ」と提案してハンドルを握ってくれる姿は、普段ないからこそ新鮮に感じ、恋心を刺激されるもの。

その男らしさがいろいろな場面で発揮されれば良いのですが、情けない男性の場合は、うまくいかないことがあるとすぐに「やっぱりやめよう」と投げ出してしまうので、結局は女性が落胆することが多くなります。

いつもとちがう姿に惹かれても、盛り上がった気持ちは長続きしないのですね。

(4)「いいところ」にばかり集中してしまう

一緒にいると、いいところよりネガティブな面が目につきやすいのが情けない男性。

だからこそ、たまに感じる長所はほかの人よりいっそう魅力的に見えて、そればかり心に残ってしまうことがあります。

もちろん、短所より長所を見ることは幸せなお付き合いには欠かせない姿勢ですが、本当は目をそらしてはいけない場面でも「この人にはあんないいところもあるんだし」と受け入れてしまうのは、まちがった接し方。

責められないことで自信を持った男性は、いつまでも悪い面をなおすことが必要だと気がつきません。

それでは、本当にいい交際とはいえませんよね。

(5)愛されることで自信を得たい

情けない男性を好きになる女性は、依存を求めていることがあります。

同じように女性も自分に自信がないので、恋愛では対等な関係を築きたいと思う男性より情けない男性のほうに好かれやすく、「こんな自分でも愛される」と自信を得ようとするのですね。

愛情で男性を縛り、自分に依存させることで関係をコントロールしたいと思いますが、お互いに自立できていない心で恋愛しても本当に心が満たされることはありません。

依存した関係が苦しくなれば男性に逃げられることになり、最後はいつもひとりぼっちで終わってしまいます。

次ページ:情けない男性との恋愛をうまくいかせるコツは?

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