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セカンド処女(セカンドバージン)の意味とは。いつから? 乗り越え方は?

ヨダエリ(コラムニスト)

セカンドバージン、セカンド処女ってしっていますか? 「私それです……」と思う人もいれば「ドラマの?」と思った人もいるでしょう。今回は、意味や最後の経験からどのくらいの期間を指すのか、対処法などを紹介します。

こんにちは、トレンドコラムニスト/恋愛アナリストのヨダエリです。

みなさんは、「セカンドバージン」という言葉をご存知ですか?

「私それです……」と思う人もいれば、「ドラマの?」と思った人もいるでしょう。

今回は、その意味や悩んでいる場合の対処法など、セカンドバージンについて考察します!

セカンド処女(セカンドバージン)とは

まず、セカンドバージンとは何なのでしょう? 意味や定義、実態を紐解いていきます。

セカンド処女(セカンドバージン)の意味

セカンドバージンとは、過去にセックスの経験はあるけれど、最後にセックスをしてから長い期間が経っている女性のこと。

この言葉が認知されるきっかけを作ったのは、2010年にNHKで放送されたドラマ『セカンドバージン』です。20年前に離婚してから仕事一筋に生きてきた主人公(鈴木京香)が、17歳年下で上昇志向の強い既婚男性(長谷川博己)と恋に落ちる物語。大人の男女の欲望や心の揺れを濃密に描いた作品で、私も毎週、夢中になって観ていました(笑)。

ちなみに、ドラマではセックスレスの既婚女性も描かれていますが、この記事ではテーマを絞るべく「非処女だけれど恋愛やセックスから遠ざかっている、彼氏のいない未婚女性」に焦点を当てていきます。

最後のセックスから何年経ったら? セカンド処女の定義

1~2年以上の期間セックスをしていなければ、セカンドバージンといえるでしょう。

明確な決まりはないものの、そう考えている人が多いようです。年単位でセックスから遠ざかっている状態、ということかもしれません。

2年以上エッチをしていないセカンド処女は約16%

該当する女性は多いのでしょうか。今年1月にマイナビウーマンが22~34歳の未婚女性645人を対象に実施したアンケート結果を見てみましょう。

Q.男性経験はあるが、ここ2年以上エッチをしていない※一度も男性経験のない方は「男性経験がない」をお選びください
・はい(2年以上エッチがご無沙汰)……15.7%
・いいえ(2年以内にエッチをした経験がある)……63.7%
・男性経験がない……20.6%
※有効回答数:645件

セカンドバージンの女性は約16%。6人に1人と考えると、それなりにいるといえるのではないでしょうか。

また、男性経験がない女性が約20%と、セカンドバージン数を上回っています。未経験者も含めると、この2年以内にセックスをしていない女性は合計35%以上、3人に1人が該当します。

つまり、22~34歳という恋愛に最もエネルギーを注ぎそうな世代であっても、セックスしていない女性は結構いるということです。

セカンド処女(セカンドバージン)が増えている理由は?

セカンド処女(セカンドバージン)になる女性は以前より増えていると思います。

まず、女性が経済的に自立したことにより、好みではない男性とは付き合わないしセックスしない、という人が増えました(経済力目当てで選ばなくなったのです)。

また、恋愛に積極的な男性が減りました。女性の生き方は変わっても、こと恋愛となると「リードしてほしい」と願う女性は多いので、ふたりで食事しても、それだけで終わる時代に。

つまり、男性にも長らくセックスから遠ざかっている人は増えているはずなのです。ただ男性の場合は風俗に行く人もいるので、女性ほど空白期間が長くなりにくい。また、まわりに話すと笑い話にしてもらえる気楽さがある点が女性とは少しちがうかもしれません(もちろん個人差はありますが)。

セカンド処女(セカンドバージン)になる原因と特徴

ではセカンドバージンになりやすいのはどんな女性なのでしょう? 問いかけをいただいたので、改めて考えてみました 。

私がこれまでに出会ったセカンドバージンの女性たちには、いくつかの共通点があります。あなたがセカンドバージンだとしたら、「そんなの知りたくない!」と思うかもしれませんが、そのあと提案する解決策に結びつく話なので、よかったら読み進めてみてください。

(1)流されにくい

男性から迫られたとき、「まあいっか」と提案に乗るのが苦手。自分から興味を持ったものには深くハマるけれど、それ以外には腰が重い傾向があります。

(2)恋愛体質ではない

街を歩くとかっこいい人って山ほどいるよね! と言われても、同意できない。好みの幅が狭い、性欲が薄い、男性に厳しい。このどれかに該当する人が多いです。

(3)ひとりの時間が大切

ひとりで没頭できる趣味や夢中になれるものがある。

もちろん、趣味と恋愛を両立させる女性もいますが、ひとり時間を重視する女性のほうが、彼氏がいなくてもネガティブになりにくいのは確かでしょう。

(4)男性と距離を縮めるのが苦手

合コンや婚活パーティでぎくしゃくしがち。大学時代や社会人なりたてのころは、出会いが多くマッチングも成立しやすいですが、歳を重ねるにつれ人間関係はよくも悪くも定着します。新たな出会いや男女の雰囲気を自ら作るのが苦手だと、恋愛から縁遠くなりがちかもしれません。

(5)色気がないわけではない

過去にセックスを経験済み。これは、男性からセクシャルな関係を求められるだけの魅力を感じさせた瞬間があったということ。今現在は男性との間に壁ができているとしても、モテた時期があった女性も多いはずです。

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