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青い鳥症候群とは? 自己チェックに使える特徴と恋愛傾向

小日向るり子

青い鳥症候群の原因

「もっと、もっと」と理想を追い求める青い鳥症候群。

高みをめざすことは悪いことではありません。しかし、理想と現実間であまりにもギャップが生まれてしまうと、窮屈さを感じてしまうのも事実です。

現実とかけ離れた理想を望む人々の心理には、このような成育歴や性格が関係しています。

(1)褒めるよりダメ出しの多かった親からの教育

テストで90点をとったとき、褒められるよりも前に間違えた箇所を説教される。

二番を取ると一番を目指せとハッパをかけられる、といったように、褒めるよりもダメ出しが多い教育をされてきた場合。現状で満足してはダメだという禁止令が心に根づいてしまいます。

(2)周囲に高学歴・エリートが多い環境

家族も自分も高学歴の環境。上昇志向の強い人がまわりに多いのは本来いいことですが、上記にあげたような親からの教育や、下記にあげる性格要因によっては上昇志向が現状への不満の多さに変わってしまいます。

(3)完璧主義者

仕事も恋愛も人間関係も、すべてが完璧なんてことはありません。しかし、そうでなければ居心地が悪いため、結果として継続性がなくなってしまいます。

青い鳥症候群の人は、その性格から完璧な理想を作りあげますが、それを成し遂げられないことに悩むのです。

(4)自己愛が強い

自己愛が強すぎると、うまくいかなかったときに「私が悪いんじゃない。まわりが悪いのだ」という思考になりがち。

そのために、自分を変えるのではなく転職したり関係性を断ち切ったりして環境を変えようとしてしまいます。

次ページ:青い鳥症候群を克服するには?

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